アフターピルの効果はいつから?効果の期間・時間と飲んだのに陽性になるケース・効果を確認するポイント【72時間・120時間】

ピル

アフターピル 効果 いつから

アフターピルはそれぞれ推奨する時間内に服用をすれば、90%以上の避妊成功率があります。

ただ、実際には服用までの時間、排卵のタイミング、嘔吐の有無、その後の性行為の有無なども効果の有無には影響しており、正しい使い方をする必要があります。

今回は、アフターピルの効果や、効果の確認方法などについて詳しく解説していきます。

アフターピルはどうなったら効いている・避妊成功なのか

大前提として、アフターピルはどのように効き、どう作用するのかを知っておきましょう。

アフターピルは排卵を遅らせ、抑える作用があり、排卵前に服用して排卵が遅らせることで、精子が受精できる期間を過ぎやすくして妊娠の可能性を下げるという仕組みです。

性行為後の経過時間 ノルレボ錠/レボノルゲストレル【72時間以内】ノルレボ錠 120時間以内アフターピル(エラなど)エラ
性行為後〜24時間 99.0% 99%
24時間〜48時間 98.0% 99%
48時間〜72時間 97.0% 99%
72時間〜96時間 75.0% 98.9%
96時間〜120時間 98.9%
120時間以降 75.0%

上記の通り、アフターピルには72時間以内用と120時間以内用があり、どちらも比較的高い避妊効果があります。ただし、推奨されている服用時間がそれぞれ異なります。また、120時間以内用の方が避妊効果が高いです。

ただし、アフターピルは効果が出ているサインがいくつかあり、分かりにくいので注意が必要です。

アフターピルを服用してキチンと効果がある場合、ホルモン変化により生理とは異なる出血(消退出血)が起こることがあります。この場合、アフターピルが作用して避妊効果が生じている可能性がある程度高いです。

それとは別に、通常通りの生理が来ているのであれば、妊娠していない可能性が高いです。ただし、アフターピルの服用によって生理周期がズレていることもあるので、いつもの生理周期に生理が来なくても、すぐに妊娠していると断定することはできません。

また、アフターピルの成功のサインに関しては、服用数日~3週間以内に消退出血のようなものがある、生理予定日付近に普段と同じ量や日数の生理が来るといったものがありますが、これらはあくまで推測にすぎません。

一般的には、服用から3週間後に妊娠検査薬で陰性がでたら、結果的に避妊に成功したと考えられます。

アフターピルの効果を考える時に知っておきたいこと

アフターピルは早く飲むほど効果が期待できる

アフターピルは、避妊に失敗した性行為のあと、できるだけ早く服用することが大切です。

アフターピルは効果があってから排卵を遅らせ、それが結果として精子と卵子が出会う可能性を下げます。

そのため、早く服用をするほど排卵が起こる前である可能性が高まり、逆に服用が遅くなるほど、すでに排卵が起きている可能性が高くなります。

72時間・120時間は「待ってよい時間」ではない

アフターピルでは、「72時間以内」「120時間以内」という時間がよく出てきます。これは、薬の種類によって使用が検討される時間の目安が異なるためです。

一般的には、性行為から経過した時間別に、下記のような対応が行われます。

経過時間別 対処法
経過時間 対処法(一般的なもの)
性行為から72時間以内 72時間用ピル・120時間用ピルを使う
性行為から72時間を超えて120時間以内 120時間用ピルを使う
性行為から120時間を超えた場合 早めに医療機関へ相談する

ただし、72時間以内・120時間以内というのは「その時間まで待ってよい」という意味ではありません。

どの薬であっても基本的には早く服用するほど妊娠を防げる可能性が高くなります。

アフターピルを飲んだのに陽性になりやすいケース

排卵後に服用した可能性がある

アフターピル服用前に排卵が起きた場合、排卵を遅らせる効果は期待しにくくなります。

つまり、排卵前に服用した場合と比べると、妊娠を防げる可能性が下がることがあります。

ただし、自分で排卵日を正確に判断するのは難しいです。

アプリの予測日、基礎体温、下腹部の違和感、おりものの変化などは目安にはなりますが、「もう排卵後だからアフターピルは意味がない」と断定することはできません。

そのため、排卵日付近の性行為で不安がある場合も、できるだけ早く医療機関へ相談するのがおすすめです。

服用後2〜3時間以内に嘔吐した

アフターピルを飲んだ後に吐き気が出ることはありますが、注意が必要なのは 実際に嘔吐した場合 です。

服用後2〜3時間以内に吐いてしまった場合は薬の成分が十分に吸収されていない可能性があります。

この時、自己判断で再度服用をせず、状況を医師や薬剤師に相談した上で判断を仰ぐことをおすすめします。

服用後に避妊なしの性行為があった

アフターピルは、服用した後の性行為まで妊娠を防ぎ続ける薬ではありません。

たとえば、1回目の性行為後にアフターピルを飲んでいても、その後に再び避妊なしの性行為をした場合、後の性行為については別の妊娠リスクとして考える必要があります。

アフターピルの効果は出血だけでは判断できない

出血の種類 起こる理由 避妊成功との関係
通常の生理 妊娠が成立しなかった周期で子宮内膜がはがれる 妊娠していない可能性が高い
消退出血 アフターピルによるホルモン変化で子宮内膜がはがれる 成功の目安にはなるが、確定ではない
不正出血 薬の影響や体調変化などで起こる 避妊成功の判断材料にはなりにくい
妊娠初期の少量出血 妊娠初期に少量出血が起こる場合がある 妊娠している
出血なし 生理が遅れている、またはまだ出血時期ではない可能性がある 妊娠しているとは限らないが検査・医師の診察が必要

「もしかして妊娠をしたかも」と思った際にアフターピルを使って避妊が成功したかを判断する際、よく言及されるのは下記の2点です。

  • 消退出血が発生している(アフターピルの効果が作用している可能性が高い)
  • 通常の生理周期で生理があった(アフターピルの効果とは別に、妊娠していない可能性が高い)

ただし、消退出血と避妊はイコールの関係ではありません。また、アフターピル服用の関係で生理周期に乱れが起こっているだけで、実際は避妊できているという可能性もあります。

加えて、仮に出血があったからといって、その出血がどういう意味を持つのかを目視やタイミングで正確に判断することはほとんどできません。

そのため、最終的な判断は妊娠検査薬を使っておこなう必要があります。

妊娠検査薬を使う目安(優先) アフターピル服用から3週間後
上記のタイミング以外の目安 生理予定日から1週間以上遅れた時点

アフターピルの効果に関するポイントをおさらい

前述の通り、アフターピルは必ずしも100%避妊効果がある訳ではありません。

まずは早く服用をすること、服用後は正しく妊娠検査を使って効果を測定することが大切です。

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