医療ダイエットとは、医療技術を用いたダイエットを指し日々の運動や食事制限で思うように体重が落ちない方やダイエットが長続きしなかった方におすすめできる方法です。
マーチクリニックでは内服薬と注射薬によるダイエット治療を行っています。
医療の力で
今年こそスリムになカラダを目指す
こんな方におすすめ
- 従来のダイエットで効果を感じなかった方
- 部分痩せが難しかった方
- 何度もダイエットで失敗してきた方
- 日々の運動や食事制限で思うように体重が落ちない方
- ダイエットが長続きしない方
医療ダイエットとは?
医療ダイエットとはクリニックなどの医療機関で行う処方や施術によって体脂肪を減らすダイエットを指します。
一般的には脂肪吸引をはじめ脂肪溶解注射・冷却による脂肪減少治療(クールスカルプティング)、ボトックス注入による小顔や美脚、また内服薬やサプリメントを使う方法などがありますが、当院では内服または注射薬による2種類のダイエット方法をご案内しています。
内服薬(リベルサス)で体重が減るメカニズムとは

リベルサスなどは「糖尿病の治療薬」であり、体重減少のメカニズムを知るにはまず「糖尿病」の疾患を理解する必要があります。
糖尿病は名前の通り「尿に糖が出てしまうほど血糖値が高くなってしまう病気」です。
一般に血糖値が180mg/dl以上になると尿に糖が出てしまうと言われており、体内で血糖値が高い状態が続くと血管が障害を受けてしまい網膜症による失明や、腎機能障害、神経障害などの合併症を起こすことがあります。
その合併症が起きないよう、身体メカニズムとして体内で血糖値を下げようとする物質が分泌され、それが「インスリン」です。
インスリンの分泌が増えることで余った糖分を体外に尿として排出したり肝臓や筋肉にグリコーゲンとして貯蔵、また脂肪として貯蓄され、血液中の血糖値が下がります。
そのため糖尿病薬を内服すると余分な糖分を尿として排泄が促進されたり、消化管からの糖分の吸収を抑えることで糖分を体から排出され体重減少・ダイエットに繋がるほか、胃の蠕動を抑えたり、食欲中枢に働くことで食欲そのものを落ち体重を減らす効果が期待できます。
一方ですべての糖尿病薬で体重減少効果が期待できるということではないことにも注意が必要です。
注射薬(マンジャロ)とは
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、インクレチンという消化管ホルモンであるGIP(ジーアイピー)、およびGLP-1(ジーエルピーワン)を配合したGIP/GLP-1(ジーアイピー/ジーエルピーワン)受容体作動薬という新しい種類の糖尿病治療ための注射薬です。
このマンジャロは「GIP受容体」と「GLP-1受容体」の両方作用する特徴があり、従来のダイエット内服で使われていたGLP-1受容体作動薬(リベルサス、オゼンピック、ビクトーザ、サクセンダ等)よりも強い血糖値(HbA1c)の改善作用・体重減少作用が期待できます。
2型糖尿病の治療薬としては国内で承認されており、持続性があり週1回注射のお薬です。
主な作用部位 | 作用 | GLP-1 | GIP |
---|---|---|---|
脳 | 食欲 | ↓ | ↓ |
満腹感 | ↑ | ー | |
全身 | インスリン感受性 | ー | ↑ |
膵臓 | インスリン分泌 | ↑ | ↑ |
グルカゴン分泌 | ↓ | ↑ | |
胃 | 消化速度 | ↓ | ー |
マンジャロの使い方は?
注射のタイミング
マンジャロは週に1回、皮下注射します。
注射を忘れないように毎週同じ曜日に投与することをおすすめしています。
また1週間長く作用する薬剤のため朝昼晩いつでも投与可能で食前・食後のタイミング問わずいつでも注射可能です。
注射方法
注射針・薬剤はあらかじめキット内にセットされているため「針の装着」や「空打ち」の操作は不要です。
安全キャップを外し、注射部位に当ててロックを解除して注入ボタンを押すだけで注射は完了します。
保管方法
マンジャロの成分は「ペプチドホルモン」のため高温・直射日光などによって効果がなくなってしまう可能性があるため基本冷蔵庫に保管して注射時に冷蔵庫から取り出して使用します(誤って冷凍しないよう注意が必要です)
冷蔵庫での保管が難しい場合は、室温(30℃以下)であれば最大21日間保管可能です。
副作用・リスク
薬剤名 | 発生頻度 | 主な副作用 |
---|---|---|
マンジャロ | 5%以上 | 悪心、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、消化不良、食欲減退など |
リベルサス | 1%以上 | 悪心、下痢、食欲減退 、頭痛、糖尿病網膜症 、便秘、嘔吐、腹部不快感など |
スーグラ | 5%以上 | 頻尿等 |
1~5% | 便秘、口渇、体重減少、膀胱炎、多尿、陰部掻痒感など | |
カナグル | 1%以上 | 尿路感染、低血糖、便秘、頻尿、血中ケトン体増加など |
ルセフィ | 1%以上 | 膀胱炎、便秘、頻尿など |
フォシーガ | 1%以上 | 性器感染症、尿路感染症、便秘、口渇、頻尿、尿量増加など |
使用上の注意
マンジャロ・リベルサスおよびルセフィ・スーグラ・フォシーガ・カナグル、メトホルミンはいずれも糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されていますがダイエット・減量目的での使用については未承認となります。
【マンジャロ】
未承認医薬品等(異なる目的での使用)
マンジャロは医薬品医療機器等法において、2型糖尿病の効能・効果で承認されていますが、当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。
入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内の承認薬を仕入れています。
国内の承認医薬品の有無
国内で肥満治療の効能・効果で製造販売承認されているGLP-1製剤に「ウゴービ」があります。
またマンジャロを一般名とする医薬品は国内では2型糖尿病の効能・効果で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
諸外国における安全性などに係る情報
GLP-1受容体作動薬の注射製剤が米国FDAで肥満治療薬として承認されています。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【リベルサス】
未承認医薬品等(異なる目的での使用)
リベルサスは、医薬品医療機器等法において、2型糖尿病の効能・効果で承認されていますが、当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。
入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内の承認薬を仕入れています。
国内の承認医薬品の有無
国内で「肥満治療」の効能・効果で承認されているGLP-1製剤はありません。
諸外国における安全性などに係る情報
リベルサスと同一成分の注射製剤が、米国FDAで肥満治療薬として承認されています。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【スーグラ】
未承認医薬品等(異なる目的での使用)
スーグラは医薬品医療機器等法において、糖尿病の効能・効果で承認されていますが、当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。
入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内の承認薬を仕入れています。
国内の承認医薬品の有無
イプラグリフロジン L-プロリンを一般名とする医薬品は国内で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
諸外国における安全性などに係る情報
現在重大なリスクは報告されておりません。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【カナグル】
未承認医薬品等(異なる目的での使用)
カナグルは医薬品医療機器等法において、糖尿病の効能・効果で承認されていますが、当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。
入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内の承認薬を仕入れています。
国内の承認医薬品の有無
カナグリフロジン水和物を一般名とする医薬品は国内で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
諸外国における安全性などに係る情報
現在重大なリスクは報告されておりません。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【ルセフィ】
未承認医薬品等(異なる目的での使用)
ルセフィは医薬品医療機器等法において、糖尿病の効能・効果で承認されていますが、当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。
入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内の承認薬を仕入れています。
国内の承認医薬品の有無
国内において肥満症治療薬として承認されている同一成分の医薬品はありません。
諸外国における安全性などに係る情報
現在重大なリスクは報告されておりません。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【フォシーガ】
未承認医薬品等(異なる目的での使用)
フォシーガは医薬品医療機器等法において、糖尿病の効能・効果で承認されていますが、当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。
入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内の承認薬を仕入れています。
国内の承認医薬品の有無
ダパグリフロジンを一般名とする医薬品は国内では糖尿病、慢性腎臓病、慢性心不全の効能・効果で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
諸外国における安全性などに係る情報
現在重大なリスクは報告されておりません。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【メトホルミン】
未承認医薬品等(異なる目的での使用)
メトホルミンは医薬品医療機器等法において、糖尿病の効能・効果で承認されていますが、当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。
入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内の承認薬を仕入れています。
国内の承認医薬品の有無
メトホルミン塩酸塩を一般名とする医薬品は国内で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
諸外国における安全性などに係る情報
現在重大なリスクは報告されておりません。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
治療料金一覧
料金には初診料・薬代・消費税
すべて含まれています
オンライン診療の定期配送プランの場合はクール宅急便でも送料無料でお届けしています
プラン | 価格(税込) | |
---|---|---|
マンジャロ |
||
マンジャロ2.5mg | 1か月分(4本) | 19,800円 |
マンジャロ5mg | 1か月分(4本) | 27,800円 |
マンジャロ7.5mg | 1か月分(4本) | 45,000円 |
マンジャロ2.5→5mg (移行プラン) | 1か月目 2.5mg+5mg(各2本) 2か月~ 5mg(4本) | 1か月目 24,000円 2か月~ 27,800円 |
マンジャロ2.5mg | 1週間分(1本) | 5,000円 |
マンジャロ5mg | 1週間分(1本) | 7,500円 |
マンジャロ7.5mg | 1週間分(1本) | 12,000円 |
リベルサス |
||
リベルサス3mg | 1か月分(30錠) | 8,500円 |
リベルサス7mg | 1か月分(30錠) | 15,000円 |
リベルサス14mg | 1か月分(30錠) | 22,000円 |
SGLT2阻害薬 |
||
スーグラ25mg | 1か月分(30錠) | 5,700円 |
カナグル100mg | 1か月分(30錠) | 8,800円 |
ルセフィ2.5mg | 1か月分(30錠) | 9,900円 |
フォシーガ5mg | 1か月分(30錠) | 12,000円 |
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