アフターピルと低用量ピルの違いとは?併用・代用できる?目的や効果の違い・服用する際の注意点を解説【どっちがいい?】

ピル

アフターピル 低用量ピル 違い

アフターピルと低用量ピルは、どちらも「ピル」と呼ばれますが、同じ目的で使う薬ではありません。

アフターピルは、避妊なしの性行為やコンドームの破損、低用量ピルの飲み忘れなどがあった後に、妊娠の可能性を下げるための緊急避妊薬です。一方、低用量ピルは、避妊だけでなく、生理痛や月経量、PMS、月経不順などの改善を目的に、毎日継続して服用する薬です。

つまり、アフターピルは「避妊に失敗した後の緊急対応」、低用量ピルは「日常的な避妊や月経トラブルのコントロール」と考えると分かりやすいです。

この違いを曖昧にしたままだと、「低用量ピルでアフターピルの代わりになるのでは」「低用量ピルを飲んでいれば緊急避妊は必要ないのでは」と誤解しやすくなります。

この記事では、アフターピルと低用量ピルの違いを、目的・使うタイミング・飲み方などに分けて解説します。

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アフターピルと低用量ピルの目的の違い

項目 アフターピル 低用量ピル
主な目的 避妊失敗後の妊娠リスクを下げる 避妊、月経痛・月経量・PMS・月経不順などの改善や予防
仕組み 排卵を遅らせたり抑えたりすることで妊娠の可能性を下げる 毎日継続して服用することでホルモン変動を整え、排卵や子宮内膜の変化をコントロールする
使い方 避妊失敗後に一時的に服用 医師の診察や各ピルの取扱いに則った継続的な服用

アフターピルと低用量ピルの違いを理解するときは、まず何のために使う薬なのかを分けて考えることが大切です。

どちらも「ピル」と呼ばれますが、アフターピルは避妊に失敗した後の妊娠リスクを下げるための薬です。一方、低用量ピルは、避妊だけでなく、生理痛や月経量、PMS、月経不順などの悩みを改善する目的でも使われる薬です。

つまり、アフターピルは今回の妊娠不安に対応する薬、低用量ピルは日常的な避妊や月経トラブルをコントロールする薬と考えると分かりやすくなります。

アフターピルは避妊に失敗した後の妊娠リスクを下げる

アフターピルは、避妊なしの性行為、コンドームの破損・脱落、低用量ピルの飲み忘れなどがあった後に、妊娠の可能性を下げるために使う緊急避妊薬です。

目的は、すでに起きた性行為による妊娠リスクを下げることです。

そのため、アフターピルは生理痛を軽くしたり、PMSを改善したりするために毎日続ける薬ではありません。あくまで、避妊に不安がある性行為の後に使う緊急対応の薬です。

低用量ピルは避妊や月経トラブルの改善を目的とする

低用量ピルは、毎日継続して服用することで、ホルモンの変動を調整する薬です。

避妊目的で使われることもありますが、それだけではありません。生理痛を軽くする、月経量を少なくする、PMSの症状をやわらげる、月経不順を整えるなど、月経に関する悩みの改善を目的に使われることもあります。

つまり、低用量ピルは妊娠リスクを日常的に下げたり、月経に伴う不調を整えたりするために継続する薬です。

アフターピルのように、避妊に失敗した後に一時的に使う薬ではありません。

アフターピルと低用量ピルの仕組みの違い

アフターピルは、避妊に不安がある性行為の後に、主に排卵のタイミングへ働きかけて、今回の妊娠リスクを下げる薬です。

一方、低用量ピルは毎日継続して服用することでホルモン変動を整え、排卵や子宮内膜の変化をコントロールする薬です。

その働きによって避妊効果が期待できるだけでなく、生理痛の軽減、月経量の減少、PMSや月経不順の改善につながることがあります。

【補足】低用量ピルの仕組み
月経周期ではホルモンの変化によって排卵が起こり、子宮内膜が厚くなります。
子宮内膜が厚くなると月経時にはがれ落ちる量が増え、出血量や生理痛が強くなることがあります。
低用量ピルを飲むと排卵が起こりにくくなり、子宮内膜も厚くなりにくくなります。
そのため妊娠しにくい状態を保つだけでなく、月経量を減らしたり生理痛を軽くしたりする効果が期待できます。

アフターピルと低用量ピルの使うタイミングの違い

アフターピルは性行為後できるだけ早く使う

アフターピルは、避妊なしの性行為やコンドームの破損など、妊娠の可能性が不安な性行為の後に使います。

基本的には、性行為後できるだけ早く服用することが大切です。

時間が経つほど妊娠リスクへの対応が難しくなるため、迷った場合は早めに医師や薬剤師へ相談しましょう。

低用量ピルは毎日決まったリズムで使う

低用量ピルは医師に推奨される正しいタイミングで継続的に服用するものがほとんどです。

低用量ピルはアフターピルの代用になる?

低用量ピルにも排卵を抑えるなど妊娠しにくくする作用はあり、場合によっては服用の仕方によってアフターピルと同じような緊急避妊の効果が出ることもあります。

ただし、低用量ピルの避妊効果は基本的に決められた方法で毎日継続して服用している場合に期待されるもので、アフターピルの代替として利用するのは危険です。

避妊に失敗した後に手元の低用量ピルを1回だけ飲んだり、自己判断で複数錠まとめて飲んだりしても、一般的なアフターピルと同じような効果は得られず、健康に大きな被害が生じる可能性があります。

低用量ピルを複数錠まとめて飲むリスク

昔はヤッペ法といって、中容量ピル(プラノバールなど)を複数回服用することで避妊をする方法が用いられましたが、現在は吐き気や嘔吐などの副作用が出やすく、あまり主流ではありません。

これを真似して低用量ピルを複数錠服用した場合も、吐き気、嘔吐、不正出血、頭痛、乳房の張り、腹痛などの副作用が発生するだけでなく、そもそも避妊効果も十分ではないというケースが発生しやすいです。

また、低用量ピルを誤った方法で服用した関係で、アフターピルが医師の判断ですぐに服用できなくなったりし、避妊の成功率にも大きく影響する可能性があります。

低用量ピルとアフターピルは併用できる?

低用量ピルとアフターピルは併用しても問題はありません。

低用量ピルは継続して正しく飲むことで避妊効果が得られるのに対し、アフターピルは性交後に服用することで緊急避妊が可能となります。

低用量ピルの避妊効果は約99%にもなるので、効果がしっかり発揮されている場合はアフターピルを合わせて服用する必要はありません。

【併用を検討するケース1】低用量ピルの飲み忘れが続いたとき

低用量ピルの飲み忘れが続くと、排卵を抑える働きが不安定になり、避妊効果が十分に得られない可能性があります。

複数錠の飲み忘れや休薬期間が長いケース、低用量ピルを飲んでいない期間中の性行為だった場合、アフターピルを服用するべきケースもあります。

判断に迷う場合は低用量ピルのシートや服用状況を確認したうえで、早めに医師や薬剤師に相談しましょう。

【併用を検討するケース2】低用量ピルを飲み始めて間もない場合

低用量ピルは飲み始めたその日から必ず避妊効果が十分に安定するとは限りません。

飲み始めのタイミングによっては、一定期間コンドームなど別の避妊法を併用するよう案内されることがあります。

その期間に避妊なしの性行為があった場合やコンドームが破れた・外れた場合は、アフターピルの相談が必要になることがあります。

【併用を検討するケース3】嘔吐・下痢があった場合や特定の薬・サプリを服用している場合

低用量ピルを服用していても薬が十分に吸収されていない場合や、併用している薬・サプリの影響を受けている場合は避妊効果が不安定になることがあります。

服用後すぐに嘔吐した場合や激しい下痢が続いている場合は、低用量ピルの成分が十分に吸収されていない可能性があります。

また、セントジョーンズワートを含むサプリメントや一部の薬は低用量ピルの効果に影響することがあります。

このような状態で避妊なしの性行為があった場合は、アフターピルの併用を検討することがあります。

【アフターピルの種類別】低用量ピルの服用の条件

条件1】レボノルゲストレル系アフターピル

レボノルゲストレル系のアフターピルは、低用量ピルと併用したり、アフターピルの服用後に低用量ピルへの移行をすぐ再開・継続できると言われることがあります。

WHOもレボノルゲストレル系の緊急避妊薬後は避妊方法をすぐ再開・開始できると説明しています。

ただし、低用量ピルを再開・継続してもすぐに避妊効果が安定するとは限らないため、しばらくはコンドームなど別の避妊法が必要になることがあります。

条件2】ウリプリスタル酢酸エステル系アフターピル

ウリプリスタル酢酸エステル系アフターピルを服用した場合、医師から、その後に低用量ピルなどをすぐ再開しないように言われることがあります。

これは、低用量ピルのホルモン成分がウリプリスタルの作用に影響する可能性があるためです。

CDCはウリプリスタル使用後はホルモン避妊薬の開始・再開を少なくとも5日後にするよう推奨しています。

WHOもウリプリスタル後はプロゲストーゲンを含む避妊法を6日目から再開・開始すると説明しています。

アフターピル服用後に自己判断で低用量ピルの服用を再開・中止したりしない

アフターピルを飲んだ後に自己判断で低用量ピルを中止したり、早めに再開したり、複数錠まとめて飲んだりするのは避けましょう。

服用スケジュールが乱れると避妊効果の判断が難しくなるだけでなく、不正出血や吐き気などの副作用が出やすくなることもあります。

アフターピル後に低用量ピルを始める・再開する場合は、服用したアフターピルの種類、低用量ピルを飲んでいた状況、今後の避妊方法を医師や薬剤師に確認しながら進めましょう。

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