- 一般的なAGAの相談:皮膚科・AGA専門クリニック・オンライン診療で受けられる
- 頭皮のかゆみなどを伴う場合:まずは皮膚科で相談
- 極端な抜け毛や体調不良などを伴う場合:まずは内科で相談
AGAは医療機関で相談できる症状ですが、皮膚科やAGA専門クリニックなど複数の選択肢があるため、どこを受診すべきか迷ってしまう人もいるでしょう。
そもそも、AGAは見た目の変化だけで判断するのが難しい場合もあり、実際には別の脱毛症が原因になっているケースもあります。
そのため、正しく診断を受けるためには、どの診療科で診てもらえるのかを知っておくことが大切です。
この記事では、AGAは何科を受診すればよいのか、皮膚科とAGA専門クリニックの違い、診断方法や受診のタイミングについてわかりやすく解説します。
※オンライン診療でAGA治療を受けられる医療機関を比べたい方は、以下の記事も参考にしてください。
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AGA・薄毛はまずは皮膚科に相談しよう
AGAかどうか分からないときや、頭皮にかゆみ・赤みなどの症状があるときは、まず皮膚科に相談するのが基本です。

AGA(男性型脱毛症)は特定の診療科だけで診察されるわけではなく、いくつかの医療機関で相談できます。
一般的には、皮膚科やAGA専門クリニックで診察を受けるケースが多いです。
頭皮は皮膚の一部であるため、皮膚科でも薄毛や脱毛に関する相談が可能です。
また、AGA治療に特化した専門クリニックでは、AGAを中心とした診察や治療が行われていることがあります。
ただし、医療機関によって治療内容や診療体制は異なります。
そのため、自分の目的や症状に合わせて受診先を検討することが大切です。
皮膚科を受診すれば自分の薄毛がAGA(男性型脱毛症)かどうかを、医学的な根拠に基づいて診断できます。
診察ではまず、生え際の後退や頭頂部の軟毛化といった、AGA特有の進行パターンがあるかを確認するのが一般的です。
医療機関によっては、マイクロスコープなどを用いて頭皮を拡大し、毛穴から生えている髪の本数や太さのバラつき、頭皮の炎症などを確認することもあります。
また、皮膚科ではAGA以外の原因がないかも確認します。
カビ(真菌)による感染症や自己免疫の異常など、他の脱毛症の可能性を一つずつ確かめながら、AGAかどうかを判断するのが皮膚科の診察の流れです。
一般皮膚科でもAGA治療は行われている
一般の皮膚科でも、AGA(男性型脱毛症)に対する診察等は広く行われています。
医療機関ごとの対応に差はありますが、医師の診察を受けたうえで、状態に合わせた治療を相談することが可能です。
ただし、全ての皮膚科が継続的なAGA治療を提供しているわけではありません。
また、設備や方針によっては診断までを行い、高度な注入治療などを希望する患者には専門クリニックを紹介している場合もあります。
AGAの特徴と見分けるポイント
AGA(男性型脱毛症)は、思春期以降に生え際や頭頂部の髪が少しずつ細く短くなり、薄毛が進んでいく脱毛症です。
日本皮膚科学会のガイドラインでは、男性ホルモンの影響と遺伝的な体質が関係すると説明されています。
AGAかどうかを見分けるときは、次のような点が手がかりになります。
| 見るポイント | AGAで多い特徴 | ほかの原因を疑う特徴 |
|---|---|---|
| 薄くなる場所 | 生え際(額の両端)や頭頂部 | 円形・楕円形に抜ける、頭全体が均一に薄くなる |
| 進み方 | 数年単位でゆっくり進む | 数週間から数か月で急に抜け毛が増える |
| 頭皮の状態 | かゆみや赤みは目立たないことが多い | かゆみ・赤み・フケ・かさぶたがある |
| 体の症状 | 薄毛以外の症状は目立たないことが多い | だるさ・むくみ・体重の変化・動悸などがある |
※一般的な目安をまとめたもので、診断は医師が行う。編集部作成
「ほかの原因を疑う特徴」にあてはまる場合は、AGAの治療薬では改善が期待できないこともあるため、先に皮膚科や内科で原因を確認しましょう。
AGAと別の脱毛症が同時に起きていることもあるので、自己判断で決めつけないことが大切です。
市販の育毛剤やシャンプーを試しても変化がないまま時間がたつと、そのぶん薄毛が進むこともあるため、気になった時点で一度相談してみましょう。
AGA治療で使われる主な治療法と推奨度
日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では、AGAの治療法ごとに、根拠の強さにもとづく推奨度が示されています。
男性のAGAに対する主な治療法の推奨度は次のとおりです。
| 治療法 | 推奨度 | 推奨度の意味 |
|---|---|---|
| フィナステリドの内服 | A | 行うよう強く勧める |
| デュタステリドの内服 | A | 行うよう強く勧める |
| ミノキシジルの外用(5%) | A | 行うよう強く勧める |
| 自毛植毛術 | B | 行うよう勧める |
| LED・低出力レーザー照射 | B | 行うよう勧める |
| かつらの着用 | C1 | 行ってもよい |
| ミノキシジルの内服 | D | 行うべきではない |
参考:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」(2017年12月20日発行)
推奨度Aの3つの治療は、効果を示す質の高い研究があるとして、行うよう強く勧められています。
一方、ミノキシジルの内服は推奨度Dで、AGAの治療薬として国内では承認されていません。
自由診療で処方されることはありますが、副作用のリスクについて医師から説明を受けたうえで判断しましょう。
どの治療が合うかは、薄毛の進み方や持病、飲んでいる薬などをふまえて、医師の診察で判断されます。
ガイドラインは2017年の発行のため、その後に登場した治療や薬の扱いについては、受診先の医師に確認してください。
推奨度は治療の効果を約束するものではなく、効果の感じ方には個人差がある点も覚えておきましょう。
フィナステリドを使う前に知っておきたいこと
フィナステリドは、国内で「男性における男性型脱毛症の進行遅延」の効能で承認されている内服薬です(先発品はプロペシア錠)。
添付文書には、使う前に知っておきたい次のような注意が書かれています。
- 効果を確認するには、通常6か月の連日の服用が必要
- 6か月以上服用しても進行の遅れがみられない場合は中止する
- 妊婦・妊娠している可能性のある女性・授乳中の女性は服用できない(割れた錠剤にも触れない)
- 前立腺がんの検査で使うPSAの値が約40%下がるため、検査を受けるときは服用中であることを伝える
- 主な副作用は、リビドー(性欲)の減退、勃起機能不全、射精障害など
参考:PMDA「プロペシア錠0.2mg・1mg 添付文書」(2023年8月改訂 第4版)
重大な副作用として肝機能障害も報告されているため、服用中に体調の変化があれば処方した医師に相談してください。
20歳未満での安全性と有効性は確立されておらず、女性への適応もありません。
効果の感じ方には個人差があるため、半年ほど続けたうえで、医師と一緒に効果を確認していくことが大切です。
AGA以外の薄毛・ハゲも皮膚科に相談しよう
薄毛の正体はAGA(男性型脱毛症)だけではありません。
髪が抜ける仕組みには、ホルモン、ストレス、自己免疫、あるいは栄養状態などさまざまな理由が考えられます。
AGAは、主に生え際や頭頂部など特定の部分から薄毛が進行するのが特徴です。

一方で、脱毛症の種類によっては、突然髪の毛が抜けたり、頭全体の髪の毛が薄くなったりするケースもあります。
例えば、円形脱毛症や休止期脱毛症などはAGAとは原因や症状が異なり、ストレスや体調の変化などが関係しています。
このように、薄毛の原因は一つではないため、頭皮や髪の毛の状態を確認しながら原因を判断することが大切です。
次では、AGAとよく比較される脱毛症の特徴について紹介します。
円形脱毛症

円形脱毛症は、円形または楕円形に髪の毛が抜ける脱毛症のことです。
突然髪の毛が抜け始めることがあり、頭皮の一部に円形の脱毛部分ができることが特徴です。
円形脱毛症はAGAとは原因が異なるとされており、自己免疫の反応などが関係していると考えられています。
そのため、AGAのように徐々に生え際や頭頂部から薄くなるのではなく、突然一部分の髪の毛が抜けるケースが見られることもあります。
また、脱毛の範囲は人によって異なり、小さな円形の脱毛が一つだけできる場合もあれば、複数の脱毛部分が現れることも多いです。
このように、円形脱毛症はAGAとは脱毛のパターンや原因が異なるため、薄毛の原因を正しく判断することが大切になります。
脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)が原因の抜け毛は、頭皮の環境が悪化し、炎症が起きることで髪の成長が阻害される疾患です。
放置すると広範囲の薄毛(脂漏性脱毛症)に進行する恐れがあります。
脂漏性皮膚炎は、頭皮の脂を餌にするマラセチアというカビ(真菌)が異常繁殖して起こります。
過剰に増えた菌が皮脂を分解する際、刺激の強い物質を作り出し、それが頭皮に湿疹や赤み、激しいフケを引き起こして薄毛になるのです。
慢性的な炎症が毛根にまでダメージを与えると、髪の毛が十分に育つ前に抜け落ちてしまいます。
AGA治療薬はホルモンに作用する薬のため、こうした菌や炎症が原因の薄毛には改善が期待できません。
びまん性脱毛症

びまん性脱毛症は、頭部全体の髪の毛が均等に薄くなる脱毛症とされています。
特定の部分だけが薄くなるのではなく、髪のボリュームが全体的に減ったように感じるのが特徴です。
びまん性脱毛症は、栄養バランスの乱れやホルモンバランスの変化、ストレスなどさまざまな要因が関係していると考えられています。
特に女性に多く見られる脱毛症とされていますが、男性に起こることもあります。
AGAの場合は、生え際や頭頂部など特定の部位から薄毛が進行しますが、びまん性脱毛症では頭全体の髪の毛が少しずつ薄くなる傾向です。
このように、びまん性脱毛症はAGAとは脱毛の現れ方が異なるため、十分に注意しましょう。
休止期脱毛症
休止期脱毛症は、髪の毛のヘアサイクルが乱れることで抜け毛が増える脱毛症です。
通常、髪の毛は「成長期」「退行期」「休止期」という周期を繰り返していますが、このサイクルが乱れると休止期の髪の毛が増え、抜け毛が多くなります。
休止期脱毛症は、強いストレスや体調の変化、出産(女性の場合)、急激なダイエットなどがきっかけで起こりやすいです。
そのため、短期間で急に抜け毛が増えるという特徴があります。
また、休止期脱毛症では特定の部分だけではなく、頭全体で抜け毛が増えます。
これはAGAのように特定の部位から薄毛が進行するケースとは異なることが特徴です。
このように、休止期脱毛症はヘアサイクルの乱れによって起こり、AGAとは原因や脱毛のパターンが異なる脱毛症です。
甲状腺機能異常症が原因の薄毛治療|内科に相談
甲状腺の働きに異常があると髪が抜けやすくなることがあるため、その場合は内科での相談を考えましょう。

甲状腺は、喉のあたりにある小さな器官で、全身の代謝をコントロールするホルモンを出しています。
チロキシンといった甲状腺ホルモンが多すぎても少なすぎても、髪の毛の成長サイクル(ヘアサイクル)は乱れてしまいます。
甲状腺機能低下症では細胞分裂のスピードが極端に落ちるため、新しい髪が作られにくくなり、全体的に髪が薄く乾燥して脆くなるのが特徴です。
逆に機能亢進症(バセドウ病など)でも、代謝が異常に速まりすぎて髪が十分に育つ前に抜けてしまいます。
これらはホルモンバランスの崩れという体全体の不調が原因であるため、内科で甲状腺の病気の治療を受けることが、髪の状態の改善にもつながります。
糖尿病が原因の薄毛治療|内科に相談
糖尿病は、血液中の糖分(血糖値)が高い状態が続く病気です。
これが進むと、全身の微小血管がダメージを受け、血流が著しく悪化します。
髪の毛の根元にある毛乳頭は、毛細血管から栄養と酸素を受け取って髪を作っているため、血流障害は薄毛に直接影響があるのです。
糖尿病はさまざまな合併症を起こすことがある病気で、髪への影響もその一つと考えられています。
血管が傷つくと、髪を作る材料が細胞まで届きにくくなり、髪が細くなったり抜けたりすることがあります。
糖尿病が原因の薄毛が疑われる場合は、内科で血糖コントロールの治療を受けることが基本です。
参考:厚生労働省|糖尿病
ストレスが原因の薄毛|精神科・心療内科に相談
ストレスが原因で起きる薄毛(心因性脱毛や抜毛症など)の場合、髪の毛のケアと並行して精神科・心療内科への相談が重要です。
ストレスが関係する薄毛の場合、その原因となっている心の負担を軽くしないと、育毛剤だけでは改善しにくいことがあります。
ストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れることがあります。
特に緊張状態で働く交感神経が過剰に優位になると、全身の血管が収縮し、末端である頭皮への血流が著しく悪化してしまうのです。
髪の毛は血液から栄養を受け取って細胞分裂を繰り返しているため、血流が滞ると材料不足に陥り、成長期にあるはずの髪が休止期(抜ける準備)へと移行しやすくなると考えられています。
精神科や心療内科では、カウンセリングや適切な処方によってこの「過剰な緊張状態」を和らげ、体が本来持っている回復力を取り戻すサポートを行います。
医療機関とAGA専門クリニックの違い
AGAの相談ができる医療機関は、主に皮膚科とAGA専門クリニックの2つです。
どちらでも診察を受けることは可能ですが、診療内容や治療の体制には違いがあります。
皮膚科は、湿疹や皮膚炎などさまざまな皮膚の症状を扱う診療科であり、その中の一つとして薄毛や脱毛の相談に対応している場合があります。
そのため、頭皮のトラブルや別の脱毛症が疑われる場合など、幅広い症状を確認してもらえるでしょう。
一方、AGA専門クリニックは薄毛治療を中心に診療を行っている医療機関です。
AGAに関する診察や治療に特化していることが多く、頭皮の状態を確認しながら治療方法について説明を受けます。

自分の症状や目的に合わせて受診先を検討することが大切です。
AGA専門クリニックはミノキシジル内服薬を処方している
AGA専門クリニックでは、発毛を促進する有効成分「ミノキシジル」を含んだ内服薬(タブレット)を処方することがあります。
ただし、日本皮膚科学会のガイドラインでは、ミノキシジルの内服は推奨度D(行うべきではない)とされています。
ミノキシジルの内服薬はAGAの治療薬として国内で承認されておらず、動悸や血圧低下、多毛症などの副作用のリスクがあるため、処方を受ける場合は医師から十分な説明を受けたうえで判断することが大切です。
AGA専門クリニックは高濃度のミノキシジル外用薬も扱っている
市販の発毛剤に含まれるミノキシジルの濃度は最大5%ですが、AGA専門クリニックでは、5%を超える高濃度(6.5%〜15%など)のミノキシジル外用薬を取り扱っていることがあります。
ただし、5%を超える濃度のミノキシジル外用薬は国内で承認されておらず、ガイドラインで推奨度Aとされているのは5%の外用です。
使用する場合は、承認されていない薬であることや副作用について、医師から説明を受けたうえで判断しましょう。
頭皮注射・サプリを扱うAGA専門クリニックもある
内服薬や外用薬だけでなく、医療技術を応用した頭皮注射(メソセラピーやHARG療法など)や、髪の成長を内側からサポートするオリジナルサプリメントを取り扱うAGA専門クリニックもあります。
頭皮注射は成長因子などの成分を頭皮に直接注入する治療で、効果の現れ方には個人差があるため、費用や副作用について事前に説明を受けることが大切です。
しかし、AGA専門クリニックの支払いは自由診療となり費用が高額になりやすいため、予算や希望に合わせた事前の詳細な確認が重要です。
皮膚科・AGA専門クリニック・オンライン診療の比較
AGAの相談先は、一般の皮膚科、AGA専門クリニック、オンライン診療の3つに分けて考えると、違いが分かりやすくなります。
それぞれ得意なことと、できないことがあるため、自分の症状や通いやすさに合わせて選ぶことが大切です。
ここでは、受診先ごとの違いと、選ぶときの目安を整理します。
受診先ごとの違い
3つの受診先の主な違いは次のとおりです。
| 比べる点 | 一般の皮膚科 | AGA専門クリニック | オンライン診療 |
|---|---|---|---|
| 向いている人 | AGAかどうか分からない人、頭皮にかゆみ・赤み・フケがある人 | AGAの治療をいろいろな方法から相談したい人 | 典型的なAGAの症状で、内服薬・外用薬の治療を続けたい人 |
| 主な治療 | AGA以外の脱毛症・皮膚の病気の診断と治療、AGAの内服薬・外用薬(医療機関による) | 内服薬・外用薬のほか、注入治療や植毛を扱うこともある | 内服薬・外用薬の処方 |
| 頭皮の検査 | 対面で頭皮を直接見てもらえる(検査の内容は医療機関による) | 対面で頭皮を直接見てもらえる(検査の内容は医療機関による) | ビデオ通話・写真などで確認するため、対面の検査はできない |
| 保険適用 | AGAの治療は自由診療。AGA以外の病気の治療は保険が使える場合がある | 自由診療 | 自由診療 |
| 通院 | 通院が必要 | 通院が必要 | 自宅などから受診でき、薬は配送で届く |
※一般的な違いをまとめたもので、診療内容は医療機関によって異なります。編集部作成
一般の皮膚科は、AGA以外の脱毛症や頭皮の病気を見分けることを含めて相談できる点が特徴です。
AGA専門クリニックは、自由診療の内服薬や注入治療を扱うことがあり、国内未承認の薬が含まれる場合もあるため、事前に説明を受けましょう。
オンライン診療は通院の手間が少ない一方で、頭皮を直接診る検査や注入治療は受けられません。
受診先を選ぶときの目安
どこを受診するか迷ったときは、次のような症状や希望を目安にしてください。
- 頭皮のかゆみ・赤み・フケ、円形に抜ける、急に抜け毛が増えた:まずは皮膚科
- だるさ・体重の変化など、体調の変化もある:内科への相談も検討
- 生え際や頭頂部が少しずつ薄くなってきた:皮膚科・AGA専門クリニック・オンライン診療
- 通院の時間がとりにくく、内服薬・外用薬の治療を続けたい:オンライン診療も選択肢
- 植毛や注入治療も含めて相談したい:AGA専門クリニック
AGA以外の病気が隠れている場合は、AGAの治療薬では改善が期待できないため、最初に原因を確認することが大切です。
どこで受診した場合でも、医師が問診と診察をしたうえで治療方針や処方の可否を判断します。
治療を続けても変化を感じない場合や、気になる症状が出た場合は、別の受診先に相談することも考えましょう。
医療機関での診察の流れ
皮膚科やAGA専門クリニックを受診した場合、一般的には次のような流れで診察が進みます。
- 問診票に、薄毛に気づいた時期や家族歴、持病、飲んでいる薬などを記入する
- 医師が頭皮や髪の状態を目で見て確認する(拡大鏡などを使うこともある)
- 必要に応じて、血液検査などでほかの病気がないかを調べる
- 診断の結果をもとに、治療の方法や費用、副作用の説明を受ける
- 治療を始める場合は、薬の処方や次回の受診日を決める
検査の内容や費用は医療機関によって異なるため、予約のときに確認しておきましょう。
AGAの治療は自由診療ですが、AGA以外の病気を調べる検査や治療には保険が使える場合もあります。
説明を受けてその場で治療を決めきれないときは、持ち帰って検討しても問題ありません。
高額なコースの契約をすすめられた場合は、総額や解約の条件を書面で確認してから判断してください。
治療の目的をはっきりさせておく
受診先を選ぶ前に、自分が何を望んでいるのかを整理しておくと、医師との相談がスムーズになります。
たとえば「今の状態をこれ以上進ませたくない」のか、「薄くなった部分の髪を増やしたい」のかによって、提案される治療は変わります。
ガイドラインで推奨度Aとされているフィナステリド・デュタステリドの内服は、主に薄毛の進行を抑える目的で使われる薬です。
ミノキシジルの外用薬は、髪の成長をうながす目的で使われます。
予算や通院のしやすさ、副作用への考え方も、治療を選ぶうえで大切な条件です。
希望を伝えたうえで、医師から治療ごとのメリットとリスクの説明を受けて、納得できる方法を選びましょう。
受診前に準備しておくこと
限られた診察時間で状態を正確に伝えるために、受診の前に次のことを整理しておきましょう。
- 薄毛や抜け毛に気づいた時期と、気になる部位(生え際・頭頂部・全体など)
- 家族に薄毛の人がいるかどうか
- 持病、飲んでいる薬・サプリメント、薬のアレルギー
- 頭皮のかゆみ・赤み・フケなどの症状の有無
- 妊活の予定(フィナステリドなどを検討する場合)
同じ角度で撮った頭部の写真が数か月分あると、薄毛の進み方を医師に伝えやすくなります。
オンライン診療では、写真の提出を求められることもあるため、明るい場所で撮影しておくとスムーズです。
前立腺がんの検査(PSA)を受ける予定がある人は、フィナステリドを服用すると検査値に影響するため、そのことも伝えてください。
女性の薄毛は何科に相談する?
女性の薄毛も、まずは皮膚科で原因を確認するのが基本です。
女性の場合、頭頂部を中心に髪が全体的に細く少なくなる「女性型脱毛症」のほか、出産後や急な体重減少のあとに抜け毛が増える休止期脱毛症、甲状腺の病気などが関係していることもあります。
日本皮膚科学会のガイドラインでは、女性型脱毛症に対してミノキシジル(1%)の外用が推奨度A(行うよう強く勧める)とされています。
一方、フィナステリドは女性への適応がなく、妊娠している女性や授乳中の女性は服用できない薬です。
男性向けのAGA治療薬を家族と共有したり、自己判断で使ったりせず、女性の薄毛に対応している皮膚科やクリニックで相談しましょう。
月経の乱れや体調の変化をともなう場合は、婦人科や内科への相談をすすめられることもあります。
妊娠中や授乳中、妊娠を考えている場合は、使える薬が限られるため、受診時にそのことを伝えてください。
オンラインAGA・薄毛診療とは
生え際や頭頂部が少しずつ薄くなってきたなど、典型的なAGAの症状で内服薬や外用薬による治療を考えている人には、オンライン診療も選択肢になります。
ここでは、オンライン診療でできること・できないことと、利用するときの流れを順に見ていきましょう。
オンライン診療でも、医師の診察を受けたうえで処方の可否が判断される点は、対面の受診と同じです。
オンライン診療でできること・できないこと
オンライン診療は、スマートフォンなどで診察を受け、薬を配送で受け取る方法を指します。
対面の受診と比べたときの主な違いは次のとおりです。
| 項目 | オンライン診療でできること | オンライン診療でできないこと |
|---|---|---|
| 診察 | 問診、ビデオ通話などでの診察、写真での頭部の確認 | マイクロスコープなどで頭皮を直接見る検査 |
| 治療 | 内服薬・外用薬の処方 | 頭皮への注入治療、植毛 |
| 相談 | 副作用や薬の飲み方の相談(サービスによる) | AGA以外の脱毛症や頭皮の病気の詳しい検査 |
※一般的な違いをまとめたもので、対応の範囲はサービスによって異なります。編集部作成
頭皮の炎症が疑われるときや、治療を続けても変化がないときは、対面の医療機関の受診をすすめられる場合があります。
オンライン診療は、厚生労働省が指針を定めている診療の方法です。
オンライン診療の流れ
オンライン診療は、一般的に次のような流れで進みます。
- 公式サイトやアプリから予約・問診票の入力をする
- 医師の診察を受ける
- 処方が決まったら、プランを選んで決済する
- 薬が配送で届き、医師の説明どおりに服用する
例として、2026年10月時点のDMMオンラインクリニックの男性AGAのページでは、24時間オンライン診療に対応し、診察料は0円、配送料は550円(税込)と案内されています(2026年10月23日確認)。
東京23区と大阪市24区では、追加費用を払うと当日に受け取れる配送方法もあります。
医師の判断で処方できない場合があることや、自由診療で公的医療保険が使えないことも、公式ページに明記されています。
参考:DMMオンラインクリニック「男性AGA」、DMMオンラインクリニック公式サイト(2026年10月23日確認)
AGA治療に保険が使える場合・使えない場合
薄毛の原因によって、保険が使えるかどうかが変わります。
| 薄毛の原因 | 保険の扱い | 主な受診先 |
|---|---|---|
| AGA(男性型脱毛症) | 自由診療(全額自己負担) | 皮膚科・AGA専門クリニック・オンライン診療 |
| 円形脱毛症 | 病気の治療として保険が使える場合がある | 皮膚科 |
| 脂漏性皮膚炎などの頭皮の病気 | 病気の治療として保険が使える場合がある | 皮膚科 |
| 甲状腺の病気などの全身の病気 | 病気の治療として保険が使える場合がある | 内科など |
※一般的な扱いをまとめたもので、検査や治療の内容によって異なります。編集部作成
AGAかどうかを確かめるために受診したところ、別の病気が見つかった場合は、その病気の治療には保険が使えることもあると覚えておきましょう。
保険の扱いが気になる場合は、受診の前に医療機関に確認しておくと安心です。
AGA診療の費用
費用は、医療機関や薬の種類、購入の方法によって大きく変わります。
オンラインAGA診療の費用
2026年10月時点のDMMオンラインクリニックの男性AGAの主なプランの料金は次のとおりです。
| 治療プラン | 単月購入 | 定期購入(※すべてらくらく定期便1ヶ月の場合) |
|---|---|---|
| 発毛ミニプランデュタステリドセット | 8,240円(税込) | 7,700円(税込)/月 |
| 発毛ライトプランデュタステリドセット | 7,700円(税込) | 1,861円(税込)※ ※発毛ライトプランフィナステリドセットにクーポンコード「docaga」適用で上記の金額 ※お一人様1回限り |
| 発毛ベーシックプランデュタステリドセット | 12,600円(税込)~ | 11,110円(税込)/月 |
| 発毛スマートプランデュタステリド・ミノキシジルローションセット | 16,900円(税込) | 15,900円(税込)/月 |
| 発毛ストロングプランデュタステリドセット | 21,800円(税込) | 20,300円(税込)/月 |
| デュタステリド単剤 |
5,400円(税込) | 4,900円(税込)/月 |
参考:DMMオンラインクリニック「男性AGA」(2026年10月23日確認) ※このほか配送料550円(税込)がかかる。国内製の薬剤のセットは別料金
予防プランを1年間続けた場合、単月購入を12回くり返すと47,520円(税込)、12か月ごとの定期便では25,168円(税込)で、差は22,352円(税込)です(配送料を含まない単純計算)。
1か月ごとの定期便を12回続けた場合は、42,240円(税込)になります。
定期便はまとめて支払う分、1か月あたりの料金は下がりますが、途中で合わなかった場合の解約や返金の条件を確認してから選びましょう。
ほかのプランや薬を選ぶ場合も、医師の診察で処方が決まったあとに、総額を確認してから決済してください。
対面の医療機関で費用を確認するポイント
皮膚科やAGA専門クリニックで治療を受ける場合も、費用は医療機関ごとに自由に決められています。
薬代のほかに、初診料・再診料や検査費用がかかる医療機関もあるため、受診の前に料金表を確認しておきましょう。
AGA専門クリニックでは、内服薬と外用薬、注入治療などを組み合わせたコースが用意されていることがあります。
コースを契約する場合は、1回あたりの料金だけでなく、期間全体の総額と、途中で解約した場合の返金の条件を確認してください。
医療機関のサイトに料金が載っていない場合は、電話や予約時の問い合わせで、税込の総額を確認しておくと比較しやすくなります。
続けることを前提に費用を考える
AGAの治療薬は、続けて使うことが前提の薬です。
プロペシア錠の添付文書では、効果を確認するには通常6か月の連日の服用が必要とされています。
そのため、月々の料金だけでなく、少なくとも半年から1年の総額で予算を考えておくことが大切です。
- 薬代に加えて、診察料・配送料・手数料がかかるか
- 単月購入と定期便で、1年間の総額がいくら違うか
- 定期便の解約条件と、途中でやめた場合の扱い
- クーポンや割引を使う場合の条件(対象のプラン・購入方法)
クーポンを使う場合は、対象のプランや「12か月ごとの定期便に限る」などの条件があることが多いため、適用の条件を確認してから申し込みましょう。
治療を続けても効果を感じない場合は、自己判断で薬を増やしたりせず、医師に相談してください。
オンライン診療を選ぶときの確認ポイント
オンライン診療のサービスは数が多く、料金や対応の範囲もさまざまです。
申し込む前に、次の点を公式サイトで確認しておきましょう。
- 医師がビデオ通話や問診で診察したうえで処方しているか
- 処方される薬が国内で承認された薬か、国内未承認の薬かの説明があるか
- 国内製・海外製など、薬の製造元や種類を選べるか
- 診察料・配送料・手数料を含めた総額が分かるか
- 定期便の解約方法と、解約できる時期
- 服用中に副作用や体調の変化があったときの相談方法
たとえばDMMオンラインクリニックでは、国内製の薬剤のセットは海外製と別の料金が設定されており、副作用についてLINEで医師に相談できると案内されています。
また、公式ページには、処方された薬とは別の薬(代替薬)が届く場合があることも記載されています。
こうした条件は申し込み前の画面や利用規約に書かれているため、見落とさないようにしましょう。
AGA治療を受けるときの注意点
AGAの治療薬は医師の診察を受けて処方される医薬品のため、使い方を誤ると健康被害につながるおそれがあります。
ここでは、治療を始める前と続けている間に気をつけたいことを紹介します。
どの受診先を選んだ場合でも共通する注意点なので、治療を始める前に確認しておきましょう。
個人輸入の治療薬は使わない
インターネット上では、海外のAGA治療薬を個人輸入で購入できるとうたうサイトがあります。
厚生労働省は、品質などの確認が行われていない医薬品は期待する効果が得られなかったり、人体に有害な物質が含まれていたりする場合があると注意を呼びかけています。
また、個人輸入された医薬品による健康被害は、公的な救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象にならないと示されている点にも注意が必要です。
参考:厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」、PMDA「医薬品副作用被害救済制度に関する業務」
費用を抑えたい場合も、医療機関で診察を受け、処方された薬を使うようにしてください。
国内未承認の薬・治療は説明を受けてから選ぶ
AGA専門クリニックやオンライン診療では、ミノキシジルの内服薬や5%を超える濃度のミノキシジル外用薬など、国内で承認されていない薬が処方されることがあります。
ガイドラインでは、ミノキシジルの内服は推奨度D(行うべきではない)とされています。
こうした薬を使う場合は、承認されていない理由や考えられる副作用、ほかの治療の選択肢について、医師から説明を受けてから判断しましょう。
説明に納得できない場合は、その場で決めずに、別の医療機関で意見を聞くことも選択肢です。
副作用が気になったら自己判断で続けない
フィナステリドの添付文書には、性欲の減退や勃起機能不全などの副作用のほか、抑うつ症状や肝機能障害も記載されています。
服用中に体調の変化や気分の落ち込みを感じた場合は、自己判断で量を変えたりせず、処方した医師に相談してください。
ほかの病気で医療機関にかかるときや検査を受けるときは、AGA治療薬を服用中であることを忘れずに伝えましょう。
パートナーが妊娠している、または妊娠を希望している場合は、割れた錠剤に触れないよう保管方法にも注意が必要です。
早めに医療機関を受診したい症状
薄毛や抜け毛のなかには、AGAではなく、治療が必要な病気のサインとして現れるものもあります。
次のような症状がある場合は、AGAの治療を始める前に、早めに皮膚科や内科を受診してください。
- 数週間のうちに急に抜け毛が増えた、髪がまとまって抜ける
- 円形や楕円形に髪が抜けている部分がある
- 頭皮に強いかゆみ・赤み・痛み・じくじくした湿疹がある
- だるさ・むくみ・動悸・体重の急な変化など、体の不調もある
- 眉毛やまつ毛、体毛も抜けている
こうした症状は、円形脱毛症や頭皮の病気、甲状腺の病気などが関係している可能性もあります。
原因に合った治療を受けることが、髪と体の健康を守る近道です。
治療中は定期的に医師の診察を受ける
AGAの治療は、薬を受け取ったら終わりではなく、効果や副作用を医師と一緒に確認しながら続けていくものです。
定期便を利用している場合も、体調の変化や気になる症状があれば、次の配送を待たずに医師に相談しましょう。
処方された薬は自分のためのものなので、家族や友人に譲ったり、ほかの人の薬を使ったりしないでください。
治療を中止したい場合や、別の薬に切り替えたい場合も、自己判断ではなく医師に相談してから決めることが大切です。
健康診断で肝機能などの数値に変化があった場合は、その結果を処方した医師に伝えると、治療を続けるかどうかの判断材料になります。
AGA治療に関するよくある質問
AGA治療の受診先や費用について、よくある質問にお答えします。
男性の薄毛治療は何科に行くべき?
基本的にはAGA治療を実施しているクリニックに行って問題ないですが、極端なペースで毛が抜ける、特定の部分がごっそり抜けるといった場合は、他の病気が関係している可能性があるので注意が必要です。
男性の薄毛はAGA(男性型脱毛症)であることも多いですが、まれに頭皮の病気が隠れていることがあります。
皮膚科では、真菌(カビ)や炎症がないかを診察してもらえます。
まずは皮膚科でほかの病気がないことを確認し、AGAの治療を本格的に受けたい場合はAGA専門クリニックも検討する、という流れが基本です。
AGA治療は毎月いくらかかりますか?
AGA治療は自由診療のため費用は医療機関や薬によって異なり、たとえば2026年10月時点のDMMオンラインクリニックでは、フィナステリドの予防プランが定期便(1か月ごと)で月3,520円(税込)です。
薬の組み合わせや購入方法によって費用は変わるため、具体的な例は「AGA治療の費用と保険適用」を参考にしてください。
頭皮注射などを組み合わせる場合は別に費用がかかるため、年間の総額を確認してから治療を始めましょう。
AGA治療をしないほうがいい人は?
AGA治療は続けることが前提のため、費用を無理なく払い続けられない人や、妊活中で内服薬に不安がある人は、始める前に医師に相談しましょう。
治療をやめると薄毛が再び進むことがあるため、借金をしたり生活費を切り詰めたりしてまで続けることは避けましょう。
フィナステリドの添付文書では、効果を確認するには通常6か月の連日の服用が必要とされています。
短期間で大きな変化を期待する人や、初期脱毛などの一時的な変化が不安な人は、事前に医師に相談しておきましょう。
また、主要な内服薬(フィナステリドやデュタステリドなど)は、男性機能への影響や、女性の体内に取り込まれた際の胎児へのリスクが指摘されているため、妊活中の人は服用について医師に相談してください。
女性の薄毛治療は何科に行くべき?
女性の薄毛は原因がさまざまなため、まずは皮膚科で相談しましょう。
女性の薄毛(女性型脱毛症など)は、男性よりも原因が複雑とされています。
エストロゲン(女性ホルモン)の減少だけでなく、無理なダイエットによる鉄分不足・貧血や、甲状腺の病気が原因で抜けることもあります。
AGA治療は皮膚科で保険適用される?
AGAの治療は公的医療保険が使えない自由診療です。
診察料や薬代は全額自己負担になります。
ただし、薄毛の原因が「脂漏性皮膚炎」という頭皮の病気や、自己免疫疾患である「円形脱毛症」だった場合は、その診察や投薬に保険が使える場合があります。
AGAクリニックと皮膚科のどちらがいいですか?
頭皮の病気かAGAかを確かめたい場合は皮膚科、AGAの治療をさまざまな方法から相談したい場合はAGA専門クリニックが向いています。
一般の皮膚科では、薄毛が皮膚の病気によるものか、AGAによるものかを診断してもらえるのが特徴です。
一方、AGAクリニックは薄毛の治療を中心に行う医療機関で、オンライン診療や注入治療など、一般の皮膚科にはない選択肢を用意していることがあります。
AGAは何科が一番おすすめ?
AGAの相談は皮膚科やAGA専門クリニックで行われることが多く、どちらが合うかは症状や治療の目的によって異なります。
頭皮は皮膚の一部であるため、皮膚科でも薄毛や脱毛の相談が可能です。
一方で、AGA専門クリニックは薄毛治療を中心に診療を行っている医療機関のため、AGAについて詳しく相談したい場合に利用されるケースもあります。
AGAは何歳からなる?
AGAは思春期以降に発症する可能性がある脱毛症とされています。
年齢には個人差があり、20代で症状が見られる人もいれば、30代や40代以降に気づく人もいます。
また、薄毛の進行の仕方や症状の現れ方には個人差があるため、気になる変化がある場合は頭皮や髪の毛の状態を確認することが大切です。
オンライン診療でもAGAの治療は受けられますか?
典型的なAGAの症状で内服薬・外用薬による治療を考えている場合は、オンライン診療でも医師の診察を受けて処方してもらえることがあります。
ただし、頭皮を直接見る検査や注入治療は受けられません。
頭皮のかゆみ・赤みがある場合や、急に抜け毛が増えた場合は、まず皮膚科を受診しましょう。
AGA治療の効果はいつごろ分かりますか?
フィナステリド(プロペシア錠)の添付文書では、効果を確認するには通常6か月の連日の服用が必要とされています。
6か月以上服用しても進行の遅れがみられない場合は、中止することとされています。
効果の現れ方には個人差があるため、定期的に医師と効果を確認しましょう。
AGA治療は「薄毛の原因」と「治療の続けやすさ」を確かめて受診先を選ぼう
AGA(男性型脱毛症)の相談先には、一般の皮膚科、AGA専門クリニック、オンライン診療があります。
それぞれ得意なことが違い、AGA以外の病気が隠れている場合は、内科など別の診療科への相談が必要になることもあります。
最後に、この記事のポイントを整理しましょう。
- AGAかどうか分からない場合や、頭皮にかゆみ・赤みがある場合は、まず皮膚科で原因を確認する
- AGA専門クリニックは注入治療など自由診療の選択肢が多く、国内未承認の薬を含む場合もある
- オンライン診療は通院の手間が少ないが、頭皮を直接見る検査や注入治療はできない
- ガイドラインでは、フィナステリド・デュタステリドの内服とミノキシジル(5%)の外用が推奨度A
- AGAの治療は自由診療で、続けることが前提のため年間の総額で考える
受診先を選ぶときは、まず自分の薄毛がAGAなのか、別の病気が関係していないかを確認してください。
治療の効果は、フィナステリドの場合で通常6か月の服用を続けて確認するもので、個人差があります。
費用は月々の料金だけでなく、配送料や定期便の条件を含めた年間の総額で比べると、続けやすい方法を選びやすくなります。
治療を受けるかどうかや薬の選び方は、医師の診察で説明を受けたうえで、最終的に自分で判断することが大切です。
頭皮の炎症や急な抜け毛など、気になる症状がある場合は、治療薬を検討する前に皮膚科で原因を確認してもらいましょう。
料金や薬の情報は変わることがあるため、受診前に各医療機関の公式サイトや薬の添付文書で最新の情報を確認しましょう。
| お薬代 | 送料(税込) |
|---|---|
| 実質1,650円(税込)/月※Web限定 | 550円 |
| 予約方法 | 診察時間 |
| WEB、LINE | 24時間※年末年始除く |
- 24時間いつでも診察予約が可能
- 累計200万件規模の診療実績※で安心感
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