マンジャロの打ち方・使い方とは?どこに打つ?注射部位(打つ場所)と打ち方の注意点を解説

マンジャロ

マンジャロ 打ち方 使い方

「マンジャロを初めて使うけれど、自分でうまく注射できるか不安……」
「打つ場所やタイミング、痛みを少なくするコツはある?」

画期的な体重管理のサポート薬として注目されているマンジャロ。しかし、「週に1回、自分で注射する」と聞くと、手順の手間や痛みの不安からハードルを高く感じてしまう方も少なくありません。

マンジャロは、正しい手順と適切な部位選びさえマスターすれば、自宅で誰でも安全かつほとんど痛みを感じずに使用できるよう設計されています。

この記事では、医療ダイエットを安心して進めるために知っておきたいマンジャロの正しい打ち方・手順を分かりやすく徹底解説。

さらに、注射の痛みを抑えるコツや、副作用の対処法まで詳しく紹介します。

注意点

※マンジャロには、下記のような副作用があります
主な副作用:悪心・嘔吐、下痢、便秘、腹痛、めまい、頭痛、腹部不快感など
重大な副作用:低血糖、急性すい炎、胆のう炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸など
※下記のような方は、マンジャロの処方ができない場合があります。詳しくは医師の診療に従ってください

  • 1型糖尿病
  • 糖尿病による昏睡状態
  • 過去に薬や食べ物でアレルギー反応が出たことがある
  • 胃潰瘍や炎症性腸疾患などの方
  • すい炎や甲状腺などの方(または罹患歴がある方)
  • 妊娠中・授乳中の方
  • 14歳未満や高齢者の方

※処方する量については、必ず医師の診断に従ってください
※副作用が生じた場合は、無理をせず必ず医師に相談をしてください

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Contents

マンジャロはアテオスという専用ペン型注射器で投与

マンジャロ アテオス引用:イーライリリー公式HP

マンジャロは、「アテオス」という専用のペン型注射器(単回使用自動注射器)を採用しているのが大きな特徴です。

このアテオスは、自宅でも安全かつ簡単、そして痛みを最小限に抑えて注射できるよう、さまざまな工夫が施されています。従来の自己注射器のように、自分で針を取り付けたり、むき出しの針を皮膚に刺したりする必要がありません。

アテオスは針が最初から本体に内蔵されており、外側からは見えない構造になっています。そのため、注射に対する恐怖心が和らぎます。

また、使用後も自動的に針が内部へ格納されるため、誤って針を指に刺してしまう「針刺し事故」を防ぐ極めて安全な設計です。

マンジャロ注射の正しい打ち方

マンジャロ-注射方法引用:イーライリリー公式HP

  1. 冷蔵庫から出して室温に戻す(15〜30分前)
  2. 手洗いと薬液のチェック
  3. 注射する部位を消毒する
  4. ベース(灰色のキャップ)を外す
  5. 注射器を皮膚に押し当て、ロックを解除する
  6. 注入ボタンを押す(約10秒キープ)
  7. 注射が終わった後のケアと片付け

冷蔵庫から出して室温に戻す(15〜30分前)

冷たいまま注射すると、注入時に痛みを感じやすくなります。打つ15〜30分前に冷蔵庫から出しておきましょう

直射日光が当たる場所や、電子レンジ・お湯などで急激に温めるのは絶対に避けてください。

手洗いと薬液のチェック

石鹸でキレイに手を洗います。その後、マンジャロの薬液が無色透明〜わずかに黄色の透明であること、有効期限内であることを確認してください。薬液が濁っている場合は使用中止です。

アルコール消毒綿と医療廃棄物用の容器またはクリニック指定の回収袋もこの段階で準備しましょう。

注射する部位を消毒する

注射を打つ場所(部位)を決め、アルコール消毒綿で中心から円を描くように優しく拭き、完全に乾くまで待ちます

おへそから5cm以上離れた腹部、または太ももの前外側がおすすめの部位です。他の人に打ってもらう場合は二の腕の後ろ側でもいいでしょう。

毎回同じ場所に打つと皮膚が硬くなることがあるため、前回とは少なくとも数センチ場所をずらして打つようにしてください。

ベース(灰色のキャップ)を外す

注射器をしっかりと持ち、先端にある灰色のベース(キャップ)をまっすぐ引き抜きます。

引っ張って外した後は、中の針部分のゴムのパーツに手や物が触れないよう注意してください。

まだこの段階では、ロック環の印(鍵マーク)がロック(閉まった鍵)にかかっていることを確認しておきます。

注射器を皮膚に押し当て、ロックを解除する

消毒した皮膚に対して、注射器の先端を垂直(90度)に、隙間ができないようしっかりと押し当てましょう

押し当てた状態のまま、もう片方の手で注射器の上部にあるロック環を回し、ロック解除(開いた鍵マーク)に合わせます。

注入ボタンを押す(約10秒キープ)

ロックを解除したら、上部にある緑色の注入ボタンをカチッと音がするまで押し込みます。

ボタンを押すとすぐにカチッと1回目の音が鳴り、自動的に注入が始まります

そのまま動かさずに、皮膚に押し当てた状態をキープしてください。

数秒〜10秒ほど経つと、注入完了を知らせる2回目のカチッ(またはカクッ)という音が鳴ります。

2回目の音が鳴り、透明な窓の中に灰色のゴムのパーツが見えていることを確認したら、ゆっくりと皮膚から注射器を離します。

注射が終わった後のケアと片付け

針を抜いたあと、ほんの少し出血したり薬液がにじんだりすることがあります。その場合は消毒綿でかるく10秒ほど上から押さえてください

ゴシゴシと揉んでしまうと、薬の吸収が急激になり副作用が出やすくなる原因になるため、絶対に揉まないでください。

使用済みの注射器は針が自動で中に格納される仕組みになっています。

キャップは戻さず、そのままクリニックから指定された回収ボトルや、硬めのプラスチック容器等に入れて保管し、次回の診察時にクリニックへ持参して処分を依頼してください。使用後のマンジャロを家庭ごみとして捨ててはいけません

マンジャロはどこに打つ?

マンジャロ 注射部位

マンジャロは、皮膚の下に薬を注入する皮下注射として使用します。注射部位としては、一般的に腹部・上腕・太ももなど。

どの部位に打つかは、医師や薬剤師から説明を受けたうえで、自分が打ちやすく、皮膚トラブルが起こりにくい場所を選ぶことが大切です。

主な注射部位
  • 腹部:自分で確認しやすく打ちやすい
  • 太もも:座った状態でも打ちやすい
  • 上腕:自分では打ちにくい場合があり家族や医療者の補助が必要なことがある

ただし、どの部位でも打ってよいわけではありません。皮膚に赤み・腫れ・傷・しこり・痛みがある場所は避け、毎回同じ位置に打たないようにしましょう。

また、自己判断で打つ場所や方法を変えるのではなく、処方時に説明された手順に従うことが大切です。

注射方法に不安がある場合は、医師や薬剤師に確認してから使用しましょう。

腹部・太もも・上腕へずらしながら打つ

マンジャロを打つときは、毎回まったく同じ場所に注射しないようにしましょう。

同じ位置に繰り返し注射すると、皮膚に赤み・痛み・かゆみ・しこり・硬さなどが出ることがあります。

注射部位の皮膚トラブルを防ぐためには、同じ腹部や太ももに打つ場合でも、前回の場所から少しずつずらすことが大切です。

たとえば、腹部に打つ場合でも、右側・左側・少し上・少し下というように、毎回位置を変えるとよいでしょう。太ももに打つ場合も、左右を交互にするなど、注射部位を記録しておくと管理しやすくなります。

もし前回打った場所に赤みや腫れ、しこりが残っている場合は、その場所を避けて別の部位に打ってください。

症状が長く続く場合や、熱感・強い痛み・膿のような症状がある場合は、自己判断で様子を見続けず、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

注射部位を選ぶときのポイント

マンジャロの注射部位を正しく選ぶことは、痛みの軽減や薬の安定した吸収のために非常に重要です。

部位を選ぶ際の主なポイントをまとめました。

自分で確認しやすい場所を選ぶ

マンジャロを自己注射する場合は、自分で見て確認しやすい場所を選ぶことが大切です。

注射部位が見えにくいと、針を当てる位置や皮膚の状態を確認しづらくなります。

特に初めて使う場合や注射に不安がある場合は、無理に打ちにくい場所を選ばず、医師や薬剤師から説明を受けたうえで自分が安全に使いやすい部位を選びましょう。

注射しやすい姿勢で行う

マンジャロを打つときは、注射しやすい姿勢で行うことも大切です。

無理な姿勢で注射しようとすると、手元がぶれたり、注射部位を正しく確認しにくくなったりすることがあります。

特に初めて自己注射をする場合は、落ち着いて手順を確認できる環境で行いましょう

たとえば、腹部に打つ場合は、椅子に座るか立った状態で、注射する場所を見ながら行います。太ももに打つ場合は、椅子に座った状態の方が安定しやすいです。

マンジャロを打つときの注意点

マンジャロを安全に使用し、効果をしっかりと引き出すために必ず守るべき重要な注意点をチェックしましょう。

注射器は清潔な手で触り、部位を確認することが大前提です。

使用前に手を洗い清潔にする

マンジャロを打つ前には必ず手を洗い、清潔な状態で準備しましょう。

注射は皮膚に針を当てて行うため、手が汚れたままだと注射部位の皮膚トラブルにつながる可能性があります。

石けんと流水で手を洗い、清潔な場所で落ち着いて準備することが大切です。

慌てているときや外出先で急いでいるときに注射すると、手順を間違えたり、注射部位の確認が不十分になったりするので避けてください。

注射部位と皮膚状態を確認する

マンジャロを打つ前には注射する部位の皮膚状態を確認しましょう。

注射部位に赤み・腫れ・傷・しこり・痛み・かゆみなどがある場合は、その場所を避けることが大切です。

皮膚にトラブルがある場所へ注射すると、痛みが出やすくなったり、症状が悪化したりする可能性があります。

保管方法・保管温度を守る

マンジャロを使用する際は、医師や薬剤師から説明された保管方法を守ることが大切です。

マンジャロは注射薬のため、温度管理が必要です。保管状態が適切でないと、薬の品質に影響する可能性があります。

自宅で保管する場合だけでなく、外出・旅行・出張などで持ち運ぶ場合も注意しましょう。

特に夏場の車内や、暖房の近く、直射日光が当たる場所は高温になりやすいため避けましょう。

マンジャロは冷蔵庫(2〜8℃)で保管するのが原則ですが、冷気の吹き出し口付近に置くなどして一度でも凍結してしまった薬剤は、解凍しても絶対に使用しないでください。成分が破壊されている可能性があります。

打ち忘れた場合の対応を確認しておく

マンジャロを使用する場合は、あらかじめ打ち忘れたときの対応を確認しておきましょう

マンジャロは決められた頻度で使用する注射薬です。打ち忘れた場合に、自己判断で2回分をまとめて打ったり、使用間隔を勝手に短くしたりすると、副作用や体調不良につながる可能性があります。

打ち忘れ時に確認したいポイントは以下です。

打ち忘れ時に確認したいポイント
  • いつ打ち忘れに気づいたか
  • 次回予定日までの間隔
  • 2回分をまとめて打たない
  • 自己判断で間隔を詰めない
  • 医師・薬剤師に確認する

打ち忘れに気づいたときは、「早く補えばよい」と自己判断するのではなく、処方時に説明された対応方法に従いましょう

また、打ち忘れを防ぐためには、カレンダーやスマホのリマインダーを使う、決まった曜日・時間に打つ、注射した日を記録するなどの工夫が役立ちます。

使い終わった注射器は適切に処理する

マンジャロを使用した後は、使用済みの注射器を適切に扱うことが大切です。

使用後の注射器や針は、家庭ごみとしてそのまま捨てられない場合があります。自治体や医療機関、薬局によって回収方法が異なるため、処方時に廃棄方法を確認しておきましょう。

特に、針が付いたままの注射器をむき出しで捨てると、けがや感染リスクにつながります。家族や同居人が誤って触れないよう、使用後は安全に保管し、指定された方法で処分してください。

使用済みの注射器をどう処分するかは、地域や医療機関の方針によって異なります

自己判断で捨てず、処方を受けた医療機関や薬局に確認し、案内された方法に従って処分しましょう。

マンジャロを打った後に確認したい症状と対処法

マンジャロを打った後、注射した場所に赤み、腫れ、痛みなどの症状が出ることは比較的よくあります。

これらは多くの場合、一時的な局所反応ですが、症状の程度によっては適切な対処や医師への相談が必要です。

確認したい症状のセルフチェック項目と、具体的な対処法を分かりやすくまとめました。

注射部位の赤み・腫れ・痛み

注射した部分の赤み、腫れ、チクチク・ズキズキとした痛み、かゆみなどは針を刺したことによる物理的な刺激や、薬の成分に対して皮膚の組織が一時的に軽い拒絶反応(軽度のアレルギー反応のようなもの)を起こすために生じます。

通常は、注射してから数日〜1週間程度で自然と引いていくことがほとんどです。

赤みや腫れ、かゆみが気になる場合は、清潔なタオルで包んだ保冷剤や冷たいアイシングバッグを患部に数分間あてて冷やしてください。血管が収縮し、炎症やかゆみが和らぎます。

しこり・かゆみが続く

注射した部分がポコッと硬くなったり、触るとしこりのように感じたりすることがあります。

マンジャロの薬液が皮下組織に注入された直後、一時的に塊のように感じることも。通常は薬が吸収されるにつれて自然と消えていきます

他にも、毎回同じエリアに注射していると、皮膚の下の組織がダメージを修復しようとして硬くなり、しこりができやすいでしょう。

かゆみは打った直後ではなく、数日経ってからかゆみのピークがくるケースが少なくありません。薬の成分に対するアレルギー反応の一種ですが、患部だけにとどまる軽度なものであれば、過度に心配しすぎる必要はありません。

吐き気・腹痛など

食べたものが胃に長く残り続けることで、満腹感が持続してダイエットを助ける反面、胃が重くなったり、むかつきや吐き気を引き起こしたり、腸の動きも変化することで腹痛や便秘・下痢を招きやすくなります

通常は、お薬を始めてから数日から4週間(1ヶ月)程度で体が徐々に慣れて落ち着いていくことが一般的です。

ほかにも、食べた直後にベッドやソファに横になると、胃酸や食べ物が食道に逆流し、強い胸焼けや吐き気を招きます。

マンジャロの使用中は食後は最低でも2〜3時間は上体を起こして過ごしましょう。

マンジャロの打ち方に関するよくある質問

マンジャロはお腹に打ってもいい?

マンジャロは腹部に打つことが多いです。腹部は自分で見ながら注射しやすいため、自己注射の部位として選ばれやすい場所です。

ただし、腹部ならどこでもよいわけではありません。赤み・腫れ・傷・しこり・痛み・かゆみがある場所は避け、前回とまったく同じ位置に打たないようにしましょう。

毎回同じ場所に打ってもいいですか?

マンジャロは毎回まったく同じ場所に打つのは避けましょう。

同じ位置に繰り返し注射すると皮膚に負担がかかり、赤み・痛み・かゆみ・しこり・硬さなどが出やすくなることがあります。

注射部位のトラブルを防ぐためには、前回打った場所から少しずつ位置をずらすことが大切です。

注射後に赤みが出たらどうすればいい?

マンジャロを打った後に、注射部位に軽い赤みが出ることがあります。

一時的な赤みで、痛みや腫れが強くなく、時間とともに落ち着く場合は、過度に心配しすぎる必要はありません。ただし、赤みがある場所には、次回以降の注射を避けましょう。

同じ場所に繰り返し打つと、皮膚トラブルが悪化することがあります。

マンジャロを強く押し当ててもいいですか?

隙間ができない程度に、しっかりと押し当てるのが正解です。力を込めてギューギューと強く押し当てる必要はありません。

アテオスは、先端の透明な部分が皮膚にきちんと密着していないと、注入ボタンを押しても正しく作動しない仕組みになっています。

そのため、皮膚に対して垂直に、隙間なくピタッとしっかり押し当てる感覚で持ちましょう。

マンジャロは寝る直前に打った方がいいですか?

注射を打つ時間帯を夜(就寝前)にすることで、薬が吸収され始める初期のむかつきや気持ち悪さのピークを、眠っている間にやり過ごせるというメリットがあります。

ただし、直前に脂っこい夕食を満腹になるまで食べていると、マンジャロの作用(胃の動きを遅らせる働き)と重なって、夜中や翌朝に強い胃もたれや吐き気を招くリスクが高まります。

寝る前に打つ場合は、「夕食を軽めに済ませ、食後少し時間を置いてから」投与するのがベストです。

マンジャロの打ち方でつまむ必要はありませんか?

マンジャロ(アテオス)を打つ際は、基本的に皮膚をつまむ必要はありません。

一般的な注射器タイプの自己注射では、皮下組織に確実に針を届かせるために皮膚を指でつまみ上げて打つことがあります。

しかし、マンジャロのアテオスは皮膚に垂直に押し当てるだけで、安全かつ最適な深さに自動で針が刺さる設計になっています。

マンジャロは打ち方が簡単で続けやすいダイエット注射

マンジャロは先端を皮膚に押し当ててボタンを押すだけで、正確な量が自動で注入されるため、難しい操作が必要ありません

1回使い切りのため、針の取り付けや単位の調整が不要で、使用後はそのまま専用容器へ入れるだけ。

注射した場所を揉むと、薬の吸収が早まりすぎて吐き気などの副作用が強く出る原因になるため、軽くおさえる程度に留めましょう。

マンジャロは、正しい手順を一度マスターしてしまえば非常に手軽な治療法です。自身の体調と相談しながら、安全に継続してください。

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