マンジャロの副作用はいつからいつまで出る?起こりやすい症状や危険性と受診すべき状態の目安を解説

マンジャロ

マンジャロ 副作用

「マンジャロを始めたいけれど、激しい吐き気や胃もたれがあると聞いて不安…」
「マンジャロを使っている、このつらい副作用がいつまで続くのか知りたい」そんな悩みはありませんか。

減量効果で注目を集めているマンジャロは、その一方でネットやSNSには「副作用がつらい」というリアルな声が少なくありません。また、近年ではマンジャロ=かなり危険性が高いという認識も増えている状況です。

この記事では、マンジャロの副作用が出やすいタイミング、起こりやすい症状、副作用を軽減するための工夫、医師に相談すべき目安についてわかりやすく解説します。

注意点

※マンジャロには、下記のような副作用があります
主な副作用:悪心・嘔吐、下痢、便秘、腹痛、めまい、頭痛、腹部不快感など
重大な副作用:低血糖、急性すい炎、胆のう炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸など
※下記のような方は、マンジャロの処方ができない場合があります。詳しくは医師の診療に従ってください

  • 1型糖尿病
  • 糖尿病による昏睡状態
  • 過去に薬や食べ物でアレルギー反応が出たことがある
  • 胃潰瘍や炎症性腸疾患などの方
  • すい炎や甲状腺などの方(または罹患歴がある方)
  • 妊娠中・授乳中の方
  • 14歳未満や高齢者の方

※処方する量については、必ず医師の診断に従ってください
※副作用が生じた場合は、無理をせず必ず医師に相談をしてください

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【監修】院長
尾崎功治 医師(マーチクリニック院長)
医師
尾崎 功治
北京大学医学部卒業後、中国医師免許・日本医師免許を両国で取得。 帰国後、都内大学病院・総合診療科常勤医として勤務し外国人患者に特化した診療・医療インバウンドに従事。 現マーチクリニック院長として外国籍患者の診療や医療インバウンドを行う 【所属学会】 日本美容皮膚科学会国際臨床医学会
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Contents

マンジャロの副作用はいつから出る?

マンジャロの使い始めに出ることがある

マンジャロの副作用は、使い始めの時期に出ることがあります。

開始直後は、体が薬に慣れていないため、吐き気・胃もたれ・腹部不快感・便秘・下痢などを感じやすいです。特にこれまでと同じ量の食事を食べようとすると、胃が重く感じたり、気持ち悪くなったりすることも。

使い始めは無理に食べきろうとせず、少量ずつゆっくり食べることが大切です。

揚げ物や脂質の多い食事、クリーム系の料理などは胃もたれや吐き気につながりやすいため、体調を見ながら控えめにしましょう。

用量を増やしたタイミングで出やすい

マンジャロの副作用は用量を増やしたタイミングで出やすくなることがあります。

それまで問題なく使用できていた人でも、増量後に吐き気・胃もたれ・便秘・下痢・腹部不快感などを感じることが多いでしょう。

これは、薬の作用が強くなることで胃の動きや食欲への影響を感じやすくなるためです。

増量後に副作用が出た場合、効いている証拠と考えて我慢し続ける必要はありません。

症状が強い場合や日常生活に支障がある場合は、医師に相談して用量や使用方法の見直しを行いましょう。

また、早く痩せたいからといって自己判断で用量を増やすのは避けてください。副作用が強く出たり、食事や水分が取れなくなったりする可能性があります。

注射から数日たって症状が出ることもある

マンジャロの副作用は、使用した直後だけでなく、数日たってから出ることもあるので注意しましょう。

たとえば吐き気や胃もたれは比較的早い段階で感じることがありますが、便秘やお腹の張りは、食事量・水分量・活動量が減った影響も重なり、数日後に気になるケースも少なくありません。

特にマンジャロ使用中は食欲が落ちやすいため、食べる量が減ることで便の量も少なくなり、便秘になりやすいです。また、水分摂取量が減ると、高い確率で便が硬くなります。

マンジャロで起こりやすい副作用

マンジャロの副作用

マンジャロで起こりやすい副作用は、吐き気・下痢・便秘・胃もたれ・腹部不快感などの消化器症状です。

マンジャロは食欲や満腹感、胃の動きに関わるため、食事量が減りやすくなる一方で、胃腸の不快感が出やすいのです。特に使い始めや用量を増やしたタイミングでは、体が薬に慣れていないため症状を感じやすいでしょう。

軽い症状であれば食事量を減らす、脂っこいものを控える、水分をこまめに取るなどの工夫が必須です。

吐き気・嘔吐|脱水や体調悪化につながる

マンジャロの副作用として、吐き気や嘔吐が上げられます。

特に、使い始めや用量を増やしたタイミングでは胃の動きがゆるやかになり、食後にむかむかしたり、少量でも胃が重く感じたりすることもあるでしょう。

脂っこい食事や一度に大量の食事をとると、吐き気が強くなります。

軽い吐き気であれば、食事内容を調整しながら様子を見る経過観察で済みますが、嘔吐を繰り返す場合や水分が取れない場合は、脱水や体調悪化につながる可能性があるため注意が必要です。

下痢・便秘|水分や電解質不足が原因

マンジャロの使用中に下痢や便秘が起こると、水分や電解質が不足しやすくなります。

特に、食事量が減っている状態で下痢が続くと、脱水やだるさにつながることがあるため注意が必要です。

一方で、マンジャロ使用中は食欲が落ちやすく、食事量が減ることで便の量が少なくなるので気をつけましょう。また、水分や食物繊維の摂取量が減ると、便が硬くなります。

便秘があるからといって、自己判断で下剤を使い続けるのは良くありません。下痢が長引く場合や腹痛・発熱・脱水症状を伴う場合は医師に相談してください。

胃もたれ・腹部不快感|胃の内容物の排出スピードが影響

マンジャロは胃の内容物の排出をゆるやかにする作用に関わるため、食後の満腹感が続きやすくなる一方で、人によっては「胃が重い」「お腹が張る」「少し食べただけで苦しい」と感じることがあります。

胃もたれがあるときは1回の食事量を少なめにし、ゆっくり食べることを意識しましょう。

無理に完食しようとせず、体調に合わせて食事量を調整することも大切です。

食欲が落ちているときでも、たんぱく質や水分が不足しないように、豆腐・卵・魚・ヨーグルト・野菜スープなど少量でも栄養をとりやすい食事を選ぶとよいでしょう。

食欲の低下|脳の満腹中枢への作用

食欲が落ちることで食事量が減り体重管理につながりますが、食べる量が極端に少なくなると必要な栄養まで不足してしまうことがあります。

マンジャロ使用中は「食べない=多重が減って良い」と考えるのではなく、少ない量でも必要な栄養をとることが大切です。

食欲がないときは無理にたくさん食べる必要はありません。しかし、まったく食べないと健康そのものを害してしまいます。

ヨーグルト、卵、豆腐、魚、野菜スープ、具だくさんの味噌汁など、食欲が低下しても栄養を補いやすいものを選ぶとよいでしょう。

マンジャロで起こる重大な副作用【医療機関を受診すべき症状】

強い腹痛や繰り返す嘔吐がある

マンジャロ使用中に、強い腹痛や繰り返す嘔吐がある場合は、早めに医師へ相談しましょう。

特に、通常の胃もたれや食べすぎによるお腹の張りとは明らかに異なる、みぞおちから上腹部にかけての激しい痛みには要注意です。

この痛みは、前かがみの姿勢になると少し楽になり、仰向けになると痛みが強くなる特徴があります。

他にも、以下のような症状がある場合は、なるべく早く医療機関を受診してください。

医療機関を受診すべき症状
  • 強い腹痛が続く
  • 背中に広がるような痛みがある
  • 嘔吐を繰り返す
  • 水分を取っても吐いてしまう
  • 発熱や強いだるさを伴う

具合が悪く水分が取れない

マンジャロ使用中に吐き気や嘔吐、下痢が続き、水分が十分に取れない場合は注意が必要です。

特に、食事量が減っている状態で水分も取れない場合は、脱水・だるさ・立ちくらみ・頭痛・尿量の減少などの症状につながります。

軽い吐き気でも少量ずつ水分を取ることが大切です。一度にたくさん飲むと気持ち悪くなることがあるため、水・白湯・無糖のお茶などを少しずつ飲んでください。

ただし、水を飲んでも吐いてしまう、尿の量が少ない、水分がほとんど取れない状態が続く場合は、自己判断で様子を見ることは避けて医療機関で受診しましょう。

冷や汗・ふるえ・動悸がある

マンジャロ使用中に冷や汗・手のふるえ・動悸・強い空腹感などがある場合は、低血糖の症状が出ている可能性があります。

マンジャロ単独で低血糖が起こるとは限りませんが、インスリン製剤やSU薬など、ほかの糖尿病治療薬を併用している場合は、血糖値が下がりすぎるリスクに気をつけてください。

低血糖が疑われる症状には以下があります。

低血糖が疑われる症状
  • 冷や汗
  • 手のふるえ
  • 動悸
  • 強い空腹感
  • めまい・ふらつき
  • ぼーっとする

糖尿病治療薬を使用している人は、低血糖時の対応方法を事前に医師や薬剤師に確認しておきましょう。

マンジャロの副作用が出たときに意識したいこと

脂っこい食事・刺激物を控える

マンジャロの副作用で吐き気や胃もたれがある場合は、脂っこい食事・刺激物を控えめにしましょう。

マンジャロ使用中は胃の内容物の排出がゆるやかになり、食後の満腹感が続きやすくなります。そのため揚げ物や脂質の多い料理、辛い物を食べると胃に長く残るように感じたり、気持ち悪さが強くなったりすることが多いです。

副作用が気になるときは焼き魚、蒸し鶏、豆腐、卵、野菜スープ、具だくさんの味噌汁など、胃に負担が少なく栄養をとりやすい食事を選ぶとよいでしょう。

少量ずつゆっくり食べる

マンジャロの副作用で吐き気や胃もたれを感じるときは1回の食事量を少なめにし、ゆっくり食べることを意識してください。

マンジャロ使用中は少ない量でも満腹感を得やすくなります。以前と同じ量を食べようとすると食後に胃が重くなったり、気持ち悪さが出ることに気をつけてください。

食事は腹八分目より少し手前で終えるくらいを意識して、「残すのはもったいない」と無理に食べきるよりも、体調に合わせて量を調整することが大切です。

水分をこまめに取る

マンジャロ使用中に吐き気・下痢・便秘などがある場合は、水分をこまめに取ることも大切です。

食欲が落ちると食事量だけでなく水分摂取量も減ってしまうことに注意してください。

さらに、嘔吐や下痢がある場合は体の水分が不足します。水分不足が続くと便秘が悪化したり、だるさ・頭痛・立ちくらみにつながることがあります。

水分補給では、以下のような点を意識しましょう。

水分補給で意識すること
  • 少しずつ飲む
  • 無糖の飲み物を選ぶ
  • 下痢・嘔吐があるときは注意する
  • 便秘があるときは水分も増やす

特に、尿の量が少ない、尿の色が濃い、口の渇きが強い、立ちくらみがあるといった場合は脱水のサインかもしれません。

水分が取れないほど吐き気が強い場合や嘔吐・下痢が続く場合は、自己判断で様子を見続けず医師に相談しましょう。

症状を記録して医師に伝える

マンジャロの副作用が出た場合は、症状を記録しておくと医師に相談するときに役立ちます。

副作用は、いつ出たのか、どのくらい続いているのか、食事や用量変更と関係があるのかによって、対応が変わります。

症状をうまく説明できないと、医師も判断しにくくなるため、簡単なメモでよいので記録しておきましょう。

特に吐き気や腹痛、下痢、便秘などが続いている場合は、「いつから」「どの程度」「食事や水分は取れているか」を伝えると相談しやすくなります。

また、強い腹痛、繰り返す嘔吐、水分が取れない、冷や汗やふるえがあるといった場合は記録を待たずに早めに医師へ相談しましょう。

マンジャロの使用を避けるべきケース

重い持病や感染症などにかかっている方

以前にマンジャロを注射した際、激しいじんましん、かゆみ、顔や喉の腫れ、呼吸困難などのアレルギー反応(アナフィラキシー)が出た方は再投与できません。

重い感染症にかかっている方、大きな手術の前後、重篤な外傷がある方も、インスリン注射などによる徹底した血糖管理が必要となるため、マンジャロの使用は禁忌です。

他にも、以下に該当する方はマンジャロを使用できません。

マンジャロが禁忌となる場合
  • 髄様がん(ずいようがん)の既往・家族歴がある方、または多発性内分泌腫瘍症2型の方
  • 重症ケトアシドーシスの方
  • 糖尿病性昏睡(こんすい)の方

膵炎(すいえん)・胃腸の機能が著しく低下している・高齢者(65歳以上)の方

禁忌ではないものの、持病への悪影響や重大な副作用が起こるリスクが高いため、使用を避けるか、医師による極めて慎重な判断と管理が必要なケースです。

医師の慎重な判断と管理が必要なケース
  • 膵炎(すいえん)の既往がある方
  • 胃腸の機能が著しく低下している方(重度の便秘・腸閉塞の既往など)
  • 肝機能・腎機能が著しく低下している方
  • 高齢者(65歳以上)の方

マンジャロを重度の便秘症の方や、胃下垂、胃腸の通過障害(腸閉塞など)の既往がある方が使用すると、症状が急激に悪化して腸閉塞などの深刻なトラブルに発展する恐れがあります。

高齢者は一般的に生理機能が低下していることが多く、特に激しい胃もたれや脱水、低血糖の副作用が強く出やすいため、使用を避けるか、通常よりも少ない量から様子を見て投与しなくてはなりません。

マンジャロの副作用に関するよくある質問

マンジャロの重大な副作用は?

マンジャロの主な副作用は一時的な消化器症状ですが、ごく稀に命に関わる急性膵炎(きゅうせいすいえん)や腸閉塞、低血糖が起こる可能性があります。

みぞおちから上腹部にかけての激しい痛み、背中の痛み、激しい吐き気などは急性膵炎の症状です。

腸閉塞は胃腸の動きが止まり、便やガスが詰まる状態です。激しい腹痛や嘔吐が起き、便やガス(おなら)が全く出なくなります。

低血糖は冷や汗、手足の震え、動悸、急な激しい空腹感、めまいなどが現れます。これらの症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診してください。

副作用が出やすい人の特徴は?

胃腸の動きをゆっくりにする作用があるため、もともと胃腸が弱い・便秘がちな人は、お腹の張りや腸閉塞のリスクが高まります。

高齢者(65歳以上)は、生理機能が低下していることが多いため、脱水症状や低血糖、激しい胃もたれなどの副作用が強く出やすいので気をつけましょう。

肝機能や腎機能が著しく低下している人は薬を代謝・排泄する力が弱いため、成分が体に残りやすく副作用のリスクが上がります。

マンジャロは膵臓に負担をかけますか?

膵臓に負担をかけ、ごくまれに急性膵炎(きゅうせいすいえん)を引き起こすリスクがあります。

マンジャロは、膵臓にある受容体に作用してインスリンの分泌を促す仕組みです。そのため、膵臓に一定の刺激を与えることになり、これが原因で稀に急性膵炎という重篤な炎症を起こすことがあります。

過去に膵炎を患ったことがある方は、再発のリスクが非常に高くなるため、基本的にマンジャロの使用が推奨されないケースに該当します。

マンジャロの副作用は何日目がきついですか?

個人差はありますが、一般的には注射を打った翌日〜2日後あたりが最も症状が出やすいと言われています。

マンジャロは週1回投与のお薬で、打った直後から数日かけて体内の薬の濃度が高まり、その後ゆっくりと減っていきます。

そのため、投与後1〜2日をピークに症状が現れ、週の後半に向けて徐々に楽になっていくことが多いです。

マンジャロの副作用は何時間後に出ますか?

マンジャロの副作用が出るタイミングには個人差があります。

使用後すぐに吐き気や胃もたれを感じる人もいれば、翌日以降や数日たってから便秘・下痢・腹部不快感などを感じる人もいます。

特に使い始めや用量を増やした後は、体が薬に慣れていないため副作用が出やすいですが、「何時間後に必ず出る」と決まっているわけではありません。

副作用が出た場合は、いつから症状が出たのか、どのくらい続いているのか、食事や水分が取れているかを記録しておくと医師に相談しやすくなります。

マンジャロの吐き気はいつまで続きますか?

マンジャロによる吐き気がどのくらい続くかには個人差があります。

使い始めや用量を増やしたタイミングで吐き気が出ることがあり、体が薬に慣れるにつれて落ち着く人もいます。

一方で症状が長引いたり、食事や水分が十分に取れなくなったりする場合は注意が必要です。

1回の食事量を減らす、脂っこい食事を控える、水分を少しずつ取る、食後すぐ横にならないといった工夫も有効です。

副作用がないと効いていないということですか?

副作用がないからといって、マンジャロが効いていないとは限りません。

マンジャロの副作用の出方には個人差があります。吐き気・便秘・下痢・胃もたれなどを感じる人もいれば、ほとんど副作用を感じない人もいます。

副作用の有無だけで、効果を判断することはできません。

効果を見るときは、副作用ではなく、食欲や食事量などの変化を確認しましょう。

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