減量効果で注目を集めているマンジャロは、その一方でネットやSNSには「副作用がつらい」というリアルな声が少なくありません。また、近年ではマンジャロ=かなり危険性が高いという認識も増えている状況です。
「マンジャロを始めたいけれど、激しい吐き気や胃もたれがあると聞いて不安…」
「マンジャロを使っている、このつらい副作用がいつまで続くのか知りたい」そんな悩みにつながることも。
この記事では、マンジャロの副作用が出やすいタイミング、起こりやすい症状、副作用を軽減するための工夫、医師に相談すべき目安についてわかりやすく解説します。
※マンジャロには、下記のような副作用があります
主な副作用:悪心・嘔吐、下痢、便秘、腹痛、めまい、頭痛、腹部不快感など
重大な副作用:低血糖、急性すい炎、胆のう炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸など
※下記のような方は、マンジャロの処方ができない場合があります。詳しくは医師の診療に従ってください
- 1型糖尿病
- 糖尿病による昏睡状態
- 過去に薬や食べ物でアレルギー反応が出たことがある
- 胃潰瘍や炎症性腸疾患などの方
- すい炎や甲状腺などの方(または罹患歴がある方)
- 妊娠中・授乳中の方
- 14歳未満や高齢者の方
※処方する量については、必ず医師の診断に従ってください
※副作用が生じた場合は、無理をせず必ず医師に相談をしてください

マンジャロの副作用はいつから出る?ピークはいつ?

マンジャロを皮下注射した後に現れる吐き気や胃のむかつきなどの副作用は、通常、投与後から数日以内、早ければ24時間以内に発現することが多いです。
また、初めて治療をスタートする時期や、効果を高めるために高用量へステップアップした直後に強く出やすくなります。
マンジャロ注射後24〜72時間がピーク
マンジャロの副作用は、注射後24〜72時間に出ることがあります。
開始直後は、体が薬に慣れていないため、吐き気・胃もたれ・腹部不快感・便秘・下痢などを感じやすいです。特にこれまでと同じ量の食事を食べようとすると、胃が重く感じたり、気持ち悪くなったりすることも。
使い始めは無理に食べきろうとせず、少量ずつゆっくり食べることが大切です。
揚げ物や脂質の多い食事、クリーム系の料理などは胃もたれや吐き気につながりやすいため、体調を見ながら控えめにしましょう。
用量を増やしたタイミングで出やすい
マンジャロの副作用は用量を増やしたタイミングで出やすくなることがあります。
それまで問題なく使用できていた人でも、増量後に吐き気・胃もたれ・便秘・下痢・腹部不快感などを感じることが多いでしょう。
これは、薬の作用が強くなることで胃の動きや食欲への影響を感じやすくなるためです。
増量後に副作用が出た場合、効いている証拠と考えて我慢し続ける必要はありません。
症状が強い場合や日常生活に支障がある場合は、医師に相談して用量や使用方法の見直しを行いましょう。
また、早く痩せたいからといって自己判断で用量を増やすのは避けてください。副作用が強く出たり、食事や水分が取れなくなったりする可能性があります。
注射から数日〜1週間かけて落ち着く
マンジャロを皮下注射した後に現れる吐き気や胃のむかつきなどの副作用は、通常、投与後から数日以内、早ければ24時間以内に発現することが多いです。
症状のピークは、注射を打ってからおよそ24〜72時間後(1日〜3日後)に迎えるケースが一般的とされています。
その後は、時間の経過とともに薬の血中濃度が低下するにつれて、数日〜1週間ほどかけて症状が徐々に和らいでいき、次の注射日を迎える頃には落ち着くことがほとんどです。
そのため、無理のない食事の工夫や、あらかじめ医師から処方された制吐剤などの対症療法を適切に活用しながら、身体が慣れるのをゆっくり待つことが大切です。
マンジャロで起こりやすい副作用

マンジャロで起こりやすい副作用は、吐き気・下痢・便秘・胃もたれ・腹部不快感などの消化器症状です。
マンジャロは食欲や満腹感、胃の動きに関わるため、食事量が減りやすくなる一方で、胃腸の不快感が出やすいのです。特に使い始めや用量を増やしたタイミングでは、体が薬に慣れていないため症状を感じやすいでしょう。
軽い症状であれば食事量を減らす、脂っこいものを控える、水分をこまめに取るなどの工夫が必須です。
吐き気・嘔吐|脱水や体調悪化につながる
マンジャロの副作用として、吐き気や嘔吐が上げられます。
特に、使い始めや用量を増やしたタイミングでは胃の動きがゆるやかになり、食後にむかむかしたり、少量でも胃が重く感じたりすることもあるでしょう。
脂っこい食事や一度に大量の食事をとると、吐き気が強くなります。
軽い吐き気であれば、食事内容を調整しながら様子を見る経過観察で済みますが、嘔吐を繰り返す場合や水分が取れない場合は、脱水や体調悪化につながる可能性があるため注意が必要です。
下痢・便秘|水分や電解質不足が原因
マンジャロの使用中に下痢や便秘が起こると、水分や電解質が不足しやすくなります。
特に、食事量が減っている状態で下痢が続くと、脱水やだるさにつながることがあるため注意が必要です。
一方で、マンジャロ使用中は食欲が落ちやすく、食事量が減ることで便の量が少なくなるので気をつけましょう。また、水分や食物繊維の摂取量が減ると、便が硬くなります。
便秘があるからといって、自己判断で下剤を使い続けるのは良くありません。下痢が長引く場合や腹痛・発熱・脱水症状を伴う場合は医師に相談してください。
胃もたれ・腹部不快感|胃の内容物の排出スピードが影響
マンジャロは胃の内容物の排出をゆるやかにする作用に関わるため、食後の満腹感が続きやすくなる一方で、人によっては「胃が重い」「お腹が張る」「少し食べただけで苦しい」と感じることがあります。
胃もたれがあるときは1回の食事量を少なめにし、ゆっくり食べることを意識しましょう。
無理に完食しようとせず、体調に合わせて食事量を調整することも大切です。
食欲が落ちているときでも、たんぱく質や水分が不足しないように、豆腐・卵・魚・ヨーグルト・野菜スープなど少量でも栄養をとりやすい食事を選ぶとよいでしょう。
食欲の低下|脳の満腹中枢への作用
食欲が落ちることで食事量が減り体重管理につながりますが、食べる量が極端に少なくなると必要な栄養まで不足してしまうことがあります。
マンジャロ使用中は「食べない=多重が減って良い」と考えるのではなく、少ない量でも必要な栄養をとることが大切です。
食欲がないときは無理にたくさん食べる必要はありません。しかし、まったく食べないと健康そのものを害してしまいます。
ヨーグルト、卵、豆腐、魚、野菜スープ、具だくさんの味噌汁など、食欲が低下しても栄養を補いやすいものを選ぶとよいでしょう。
鬱(うつ)や精神の不安|極端なカロリー・エネルギー不足
マンジャロの強力な食欲抑制効果によって食事量が急激に減ると、脳や身体を動かすためのエネルギーや栄養素が不足します。
特に脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が枯渇すると、脳の機能が低下し、理由のない不安感、気分の落ち込み、イライラといったメンタルの不調が生じやすくなります。
これまで日常のストレス解消やリフレッシュになっていた食事の楽しみが強制的に奪われることで、一時的な適応障害や心理的ストレスを抱えてしまうことも背景にあるでしょう。
気分の落ち込みや強い不安感が2週間以上続く場合や、日常生活に支障をきたすほど辛い場合は、無理をせず心療内科などの専門医や処方医へ早めに相談してください。
強い眠気|エネルギー不足による自律神経の乱れ
日中耐え難いほどの強い眠気やだるさに襲われる場合も、多くはエネルギー不足による低血糖に近い状態が関係しています。
エネルギーが足りないと感じると、脳はこれ以上の消耗を防いで体を休ませようとして、強制的に強い眠気を引き起こすことも。
急激な血糖値の変動や栄養不足は、心身をコントロールする自律神経のバランスを乱します。
これにより、倦怠感、集中力の低下、常に体が重くだるいといった症状が表れます。極端な絶食は避け、エネルギー不足を感じたときは、吸収の早いラムネ(ブドウ糖)などを少し口にして血糖値の急降下を防ぐことが効果的です。
抜け毛|急激な体重減少による一時的な休止期脱毛症
マンジャロなどのメディカルダイエットを行っている最中に起こる抜け毛は、薬そのものが毛根を直接攻撃して引き起こすものではありません。
急激な体重減少やそれに伴う栄養・エネルギー不足によって生じる休止期脱毛症(きゅうしきだつもうしょう)が主な原因です。
この休止期脱毛症は、過度な急激な減量をストップし、体重や栄養状態が安定して身体が元の健康を取り戻せば、髪の毛の成長サイクルも正常に戻り、自然に改善していくことがほとんど。
タンパク質(髪の毛の主成分であるケラチンの材料)や鉄分、亜鉛などのミネラルが不足すると、髪の毛の健康がさらに損なわれます。薬の食欲抑制効果で食事が細くなっても、栄養価の高いものを意識して少しずつ口にすることが大切です。
マンジャロで起こる重大な副作用【医療機関を受診すべき症状】
マンジャロを使用する際に特に注意すべき重大な副作用と、早急に医療機関を受診すべき症状について解説します。
激しい腹痛や、何を口にしても戻してしまうほどの持続的な嘔吐は、急性膵炎などの重大な副作用を引き起こしている可能性があります。
体調の回復が見込めない場合や、食事がとれないなど生活に支障をきたすときは速やかに医師の診察を受けてください。
強い腹痛や繰り返す嘔吐がある
マンジャロ使用中に、強い腹痛や繰り返す嘔吐がある場合は、早めに医師へ相談しましょう。
特に、通常の胃もたれや食べすぎによるお腹の張りとは明らかに異なる、みぞおちから上腹部にかけての激しい痛みには要注意です。
この痛みは、前かがみの姿勢になると少し楽になり、仰向けになると痛みが強くなる特徴があります。
他にも、以下のような症状がある場合は、なるべく早く医療機関を受診してください。
- 強い腹痛が続く
- 背中に広がるような痛みがある
- 嘔吐を繰り返す
- 水分を取っても吐いてしまう
- 発熱や強いだるさを伴う
具合が悪く水分が取れない
マンジャロ使用中に吐き気や嘔吐、下痢が続き、水分が十分に取れない場合は注意が必要です。
特に、食事量が減っている状態で水分も取れない場合は、脱水・だるさ・立ちくらみ・頭痛・尿量の減少などの症状につながります。
軽い吐き気でも少量ずつ水分を取ることが大切です。一度にたくさん飲むと気持ち悪くなることがあるため、水・白湯・無糖のお茶などを少しずつ飲んでください。
ただし、水を飲んでも吐いてしまう、尿の量が少ない、水分がほとんど取れない状態が続く場合は、自己判断で様子を見ることは避けて医療機関で受診しましょう。
冷や汗・ふるえ・動悸がある
マンジャロ使用中に冷や汗・手のふるえ・動悸・強い空腹感などがある場合は、低血糖の症状が出ている可能性があります。
マンジャロ単独で低血糖が起こるとは限りませんが、インスリン製剤やSU薬など、ほかの糖尿病治療薬を併用している場合は、血糖値が下がりすぎるリスクに気をつけてください。
低血糖が疑われる症状には以下があります。
- 冷や汗
- 手のふるえ
- 動悸
- 強い空腹感
- めまい・ふらつき
- ぼーっとする
糖尿病治療薬を使用している人は、低血糖時の対応方法を事前に医師や薬剤師に確認しておきましょう。
マンジャロに危険性・死亡リスクはあるのか
マンジャロの安全性や危険性について、ポイントをそれぞれ詳しく解説します。
正しく使用する限りにおいて過度に恐れる必要はないとされていますが、いくつかの重要なポイントと注意すべきリスクが存在します。
重篤な危険性は極めて低いというデータがある
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)などのデータにおいて、マンジャロを含むGLP-1/GIP受容体作動薬の適切な使用下における重篤な危険性や致死的なリスクは極めて低いことが示されています。
もちろん、投与初期や用量をステップアップした際には、一時的な吐き気や嘔吐、下痢といった消化器系の副作用が高頻度で現れることがあります。
しかし、これらは身体が薬に慣れる過程や、医師の指示に基づいた適切な用量管理・対症療法によってコントロール可能な範囲であることが多いです。
用法・用量を正しく守って医師の管理下で治療を行う限りにおいては、過度に恐れるような致死性の高い危険性が日常的に頻発するわけではありません。
膵臓(すいぞう)の負担やガンのリスクは確認できない
一部で懸念される「膵臓への大きな負担や急性膵炎の発症」「甲状腺やその他のガンを引き起こすリスク」については、これまでの数多くの臨床試験や安全性評価において、因果関係を裏付ける明確なデータや科学的根拠は確認されていません。
動物実験の段階で特定の腫瘍リスクが指摘された事例はあるものの、人間における長期的な大規模追跡調査では、通常の使用下で発症リスクが有意に高まるといった報告はなされていません。
ただし、過去に急性膵炎の既往歴がある場合などはリスクが高まる可能性があるため、持病がある方は必ず事前に医師へ伝えることが不可欠です。
個人輸入・不正処方のマンジャロは危険性が高い
国内の正規の医療機関ではなく、インターネットの個人輸入代行サイトやフリマアプリなどを通じて海外製のマンジャロを入手して使用することは、極めて高い危険性を伴います。
個人輸入される医薬品には、有効成分が全く入っていなかったり、不純物や有害物質が混入していたりする偽造品・粗悪品が紛れ込んでいるリスクが非常に高いためです。
また、マンジャロは品質を保つために厳格な冷蔵(2〜8℃)管理が必須の製剤ですが、個人輸入の輸送過程では温度管理が徹底されず変質している恐れもあります。
万が一重大な副作用が起きても国の救済制度である「医薬品副作用被害救済制度」は一切受けられません。
マンジャロの副作用が出たときの対処法
マンジャロを使用している最中に副作用(吐き気、胃のむかつき、下痢、便秘など)が出たときの主な対処法について解説します。
日常的な軽い消化器症状は時間の経過とともに落ち着くことが多いですが、水分すら全く摂れないほどの激しい嘔吐や持続する激しい腹痛といった強い症状が現れた場合は、無理をせず速やかに処方を受けた医療機関へ連絡・受診してください。
脂っこい食事・刺激物を控える
マンジャロの副作用で吐き気や胃もたれがある場合は、脂っこい食事・刺激物を控えめにしましょう。
マンジャロ使用中は胃の内容物の排出がゆるやかになり、食後の満腹感が続きやすくなります。そのため揚げ物や脂質の多い料理、辛い物を食べると胃に長く残るように感じたり、気持ち悪さが強くなったりすることが多いです。
副作用が気になるときは焼き魚、蒸し鶏、豆腐、卵、野菜スープ、具だくさんの味噌汁など、胃に負担が少なく栄養をとりやすい食事を選ぶとよいでしょう。
少量ずつゆっくり食べる(分食)
マンジャロの副作用で吐き気や胃もたれを感じるときは1回の食事量を少なめにし、ゆっくり食べることを意識してください。
マンジャロ使用中は少ない量でも満腹感を得やすくなります。以前と同じ量を食べようとすると食後に胃が重くなったり、気持ち悪さが出ることに気をつけてください。
食事は腹八分目より少し手前で終えるくらいを意識して、「残すのはもったいない」と無理に食べきるよりも、体調に合わせて量を調整することが大切です。
水分をこまめに取る
マンジャロ使用中に吐き気・下痢・便秘などがある場合は、水分をこまめに取ることも大切です。
食欲が落ちると食事量だけでなく水分摂取量も減ってしまうことに注意してください。
さらに、嘔吐や下痢がある場合は体の水分が不足します。水分不足が続くと便秘が悪化したり、だるさ・頭痛・立ちくらみにつながることがあります。
水分補給では、以下のような点を意識しましょう。
- 少しずつ飲む
- 無糖の飲み物を選ぶ
- 下痢・嘔吐があるときは注意する
- 便秘があるときは水分も増やす
特に、尿の量が少ない、尿の色が濃い、口の渇きが強い、立ちくらみがあるといった場合は脱水のサインかもしれません。
水分が取れないほど吐き気が強い場合や嘔吐・下痢が続く場合は、自己判断で様子を見続けず医師に相談しましょう。
症状を記録して医師に伝える
マンジャロの副作用が出た場合は、症状を記録しておくと医師に相談するときに役立ちます。
副作用は、いつ出たのか、どのくらい続いているのか、食事や用量変更と関係があるのかによって、対応が変わります。
症状をうまく説明できないと、医師も判断しにくくなるため、簡単なメモでよいので記録しておきましょう。
特に吐き気や腹痛、下痢、便秘などが続いている場合は、「いつから」「どの程度」「食事や水分は取れているか」を伝えると相談しやすくなります。
また、強い腹痛、繰り返す嘔吐、水分が取れない、冷や汗やふるえがあるといった場合は記録を待たずに早めに医師へ相談しましょう。
マンジャロの使用を避けるべきケース
マンジャロの禁忌、または慎重な判断や医師による厳格な確認が必要とされるケースについて解説します。
マンジャロなどのGLP-1受容体作動薬などの成分に対して、過去に過敏症やアナフィラキシーなどの重篤なアレルギー反応を起こした経験がある場合は使用できません。
安全に治療を進めるためにも、持病がある方や服用中の薬がある方は、必ず事前に医師へ正確な情報を伝え、適応があるかどうかを慎重に判断してもらいましょう。
重い持病や感染症などにかかっている方
以前にマンジャロを注射した際、激しいじんましん、かゆみ、顔や喉の腫れ、呼吸困難などのアレルギー反応(アナフィラキシー)が出た方は再投与できません。
重い感染症にかかっている方、大きな手術の前後、重篤な外傷がある方も、インスリン注射などによる徹底した血糖管理が必要となるため、マンジャロの使用は禁忌です。
他にも、以下に該当する方はマンジャロを使用できません。
- 髄様がん(ずいようがん)の既往・家族歴がある方、または多発性内分泌腫瘍症2型の方
- 重症ケトアシドーシスの方
- 糖尿病性昏睡(こんすい)の方
膵炎(すいえん)・胃腸の機能が著しく低下している・高齢者(65歳以上)の方
禁忌ではないものの、持病への悪影響や重大な副作用が起こるリスクが高いため、使用を避けるか、医師による極めて慎重な判断と管理が必要なケースです。
- 膵炎(すいえん)の既往がある方
- 胃腸の機能が著しく低下している方(重度の便秘・腸閉塞の既往など)
- 肝機能・腎機能が著しく低下している方
- 高齢者(65歳以上)の方
マンジャロを重度の便秘症の方や、胃下垂、胃腸の通過障害(腸閉塞など)の既往がある方が使用すると、症状が急激に悪化して腸閉塞などの深刻なトラブルに発展する恐れがあります。
高齢者は一般的に生理機能が低下していることが多く、特に激しい胃もたれや脱水、低血糖の副作用が強く出やすいため、使用を避けるか、通常よりも少ない量から様子を見て投与しなくてはなりません。
マンジャロの副作用に関するよくある質問
マンジャロの重大な副作用は?
みぞおちから上腹部にかけての激しい痛み、背中の痛み、激しい吐き気などは急性膵炎の症状です。
腸閉塞は胃腸の動きが止まり、便やガスが詰まる状態です。激しい腹痛や嘔吐が起き、便やガス(おなら)が全く出なくなります。
低血糖は冷や汗、手足の震え、動悸、急な激しい空腹感、めまいなどが現れます。これらの症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診してください。
副作用が出やすい人の特徴は?
高齢者(65歳以上)は、生理機能が低下していることが多いため、脱水症状や低血糖、激しい胃もたれなどの副作用が強く出やすいので気をつけましょう。
肝機能や腎機能が著しく低下している人は薬を代謝・排泄する力が弱いため、成分が体に残りやすく副作用のリスクが上がります。
マンジャロは膵臓に負担をかけますか?
マンジャロは、膵臓にある受容体に作用してインスリンの分泌を促す仕組みです。そのため、膵臓に一定の刺激を与えることになり、これが原因で稀に急性膵炎という重篤な炎症を起こすことがあります。
過去に膵炎を患ったことがある方は、再発のリスクが非常に高くなるため、基本的にマンジャロの使用が推奨されないケースに該当します。
マンジャロの副作用は何日目がきついですか?
マンジャロは週1回投与のお薬で、打った直後から数日かけて体内の薬の濃度が高まり、その後ゆっくりと減っていきます。
そのため、投与後1〜2日をピークに症状が現れ、週の後半に向けて徐々に楽になっていくことが多いです。
マンジャロの副作用は何時間後に出ますか?
使用後すぐに吐き気や胃もたれを感じる人もいれば、翌日以降や数日たってから便秘・下痢・腹部不快感などを感じる人もいます。
特に使い始めや用量を増やした後は、体が薬に慣れていないため副作用が出やすいですが、「何時間後に必ず出る」と決まっているわけではありません。
副作用が出た場合は、いつから症状が出たのか、どのくらい続いているのか、食事や水分が取れているかを記録しておくと医師に相談しやすくなります。
マンジャロの吐き気はいつまで続きますか?
使い始めや用量を増やしたタイミングで吐き気が出ることがあり、体が薬に慣れるにつれて落ち着く人もいます。
一方で症状が長引いたり、食事や水分が十分に取れなくなったりする場合は注意が必要です。
1回の食事量を減らす、脂っこい食事を控える、水分を少しずつ取る、食後すぐ横にならないといった工夫も有効です。
吐き気対策は市販の胃薬や吐き気止めを飲んでもいいですか?
つらい吐き気がある場合は、自己判断で市販薬を買い求めるのではなく、あらかじめ主治医や処方を受けたクリニックに相談しましょう。
マンジャロの作用機序に配慮した適切な制吐剤(吐き気止め)や対症療法薬を処方してもらうのが最も安全です。
マンジャロ注射後は精神が不安定になります。休んだ方がいいですか?
マンジャロ使用中に起こる気分の落ち込みや精神の不安は、急激な食事制限に伴うエネルギー不足(脳のエネルギー源となるブドウ糖が足りないこと)や自律神経の乱れが大きな原因として挙げられます。
不安感や落ち込みが強く、日常生活や仕事に支障をきたすほど辛い場合、あるいは状態が長く続くときは、自己判断で抱え込まず、必ず処方医や心療内科などの専門医に相談して用量の調整や休薬を検討してください。
副作用がないと効いていないということですか?
マンジャロの副作用の出方には個人差があります。吐き気・便秘・下痢・胃もたれなどを感じる人もいれば、ほとんど副作用を感じない人もいます。
副作用の有無だけで、効果を判断することはできません。
効果を見るときは、副作用ではなく、食欲や食事量などの変化を確認しましょう。
マンジャロの副作用は早ければ24時間以内に起きることがある
マンジャロの副作用は投与後から数日以内、早ければ24時間以内に起きることが多いです。
特に初回投与時や、高用量へステップアップした直後に強く出やすくなります。その後は数日〜1週間ほどかけて徐々に和らぎ、次の注射日を迎える頃には落ち着くのが一般的です。
胃の動きを遅らせる作用による吐き気、胃のむかつき、下痢、便秘などは起こりやすい主な症状で、他には極端なカロリー不足やエネルギー低下に伴う、強い眠気、倦怠感、気分の落ち込み・不安感もあります。
軽度な吐き気や倦怠感は時間をかけて落ち着くことがほとんどですが、自己判断での市販薬の服用は避けましょう。
つらいときは無理をせず処方医に相談して対症療法や用量の調整(減量)を行うことが大切です。
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