イソトレチノインはビタミンAの一種で難治性や繰り返すニキビに使われる飲み薬です。
「ニキビがなかなか治らない」「繰り返しニキビができてしまう」「皮膚科で治療でも効果がなかった」というお悩みの方にはイソトレチノインを服用で症状が改善する可能性があります。
一方でまだ日本国内でイソトレチノインの承認薬はないため、今回ここではイソトレチノインでよく出る質問やイソトレチノインに関する「よくある質問」をまとめてみました。
目次
種類 | 一般名 | 薬剤名 | 影響する効果 |
---|---|---|---|
テトラサイクリン系抗生物 | ミノサイクリン塩酸塩 | ミノマイシン | 頭痛(脳内圧の増加) |
テトラサイクリン系抗生物 | ミノサイクリン塩酸塩 | ミノサイクリン | 頭痛(脳内圧の増加) |
テトラサイクリン系抗生物 | ミノサイクリン塩酸塩 | ミノペン | 頭痛(脳内圧の増加) |
テトラサイクリン系抗生物 | ドキシサイクリン塩酸塩水和物 | ビブラマイシン | 頭痛(脳内圧の増加) |
ニキビ外用薬 | アダパレン | アダパレンゲル | 乾燥が増強 |
ニキビ外用薬 | アダパレン | ディフェリンゲル | 乾燥が増強 |
ニキビ外用薬 | アダパレン過酸化ベンゾイル | エピデュオゲル | 乾燥が増強 |
ニキビ外用薬 | 過酸化ベンゾイル | ベピオローション | 乾燥が増強 |
抗てんかん薬 | カルバマゼピン | カルバマゼピン | 骨の脆弱性が高まる |
抗てんかん薬 | フェニトイン | アレビアチン | 骨の脆弱性が高まる |
抗てんかん薬 | フェニトイン | ヒダントール | 骨の脆弱性が高まる |
ステロイド薬 | プレドニゾロン | プレドニゾロン | 骨の脆弱性が高まる |
ステロイド薬 | プレドニゾロン | プレドニン | 骨の脆弱性が高まる |
副腎皮質ホルモン 抗ヒスタミン配合剤 | ベタメタゾン d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 | セレスタミン | 骨の脆弱性が高まる |
ビタミンA | イソトレチノイン | アキュテイン等 | 皮膚の乾燥の増悪・肝機能障害 |
ハーブサプリ | セントジョーンズワート | ー | 避妊効果を下げる可能性 |
※リストに掲載している薬剤は一部ですべての薬剤やサプリメントを網羅している訳ではありません。内服している薬がある場合は処方前に医師に確認するようにしましょう。
併用OK(質問が多いもの)
- 低用量ピル(トリキュラー、ファボワール、ラベルフィーユ、アンジュ)
- 超低用量ピル(ヤーズ、ヤーズフレックス、ドロエチ)
- ステロイド吸入薬(アドエア・レルベア・シムビコート等)
- ステロイド外用薬(ロコイド、リンデロン、プロパデルム、アンテベート、フルメタ軟膏等)
併用OK(但し乾燥に注意)
- ゼビアックス(オゼノキサシン)
- ダラシン(クリンダマイシン塩酸塩)
- アクアチム(ナジフロキサシン)
- レチノイドクリーム