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【医師監修】低用量ピルと飲み合わせが悪いお薬は?

低用量ピルの飲み合わせについて医師解説

ピルを内服しているときに「この薬と飲み合わせは?」「ピルの効果が弱まってしまうかも?」と心配になったことはありませんか?

今回はピルと飲み合わせの悪いお薬や注意が必要なお薬について説明します。

おざこう先生
おざこう先生

ピルと飲み合わせが悪いお薬を一緒に服用すると、ピルそのものの避妊効果などが弱くなってしまうことや、一緒に飲んだお薬の効果を強めたり弱めたりすることがあります。

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フルコナゾール一般名薬剤名影響する効果
C型肝炎薬リトナビルヴィキラックス配合錠禁忌
C型肝炎薬オムビタスビル水和物ヴィキラックス配合錠禁忌
C型肝炎薬パリタプレビル水和物ヴィキラックス配合錠禁忌
GnRH誘導体製剤ブセレリン酢酸塩 スプレキュア 薬そのものの効果を減弱させる薬剤
サプリメント セイヨウオトギリソウ セントジョーンズワート ピルの効果を減弱させる薬剤
ステロイドプレドニゾロンプレドニゾロン薬そのものの効果を増強させる薬
ステロイドプレドニゾロンプレドニン薬そのものの効果を増強させる薬
パーキンソン病治療薬セレギリン塩酸塩エフピー薬そのものの効果を増強させる薬
三環系抗うつ剤イミプラミン塩酸塩トルラニール薬そのものの効果を増強させる薬
三環系抗うつ剤イミプラミン塩酸塩イミドール薬そのものの効果を増強させる薬
三環系抗うつ剤イミプラミン塩酸塩トフラニール薬そのものの効果を増強させる薬
三環系抗うつ剤クロミプラミン塩酸塩アナフラニール薬そのものの効果を増強させる薬
三環系抗うつ剤トリミプラミンマレイン酸塩スルモンチール薬そのものの効果を増強させる薬
三環系抗うつ剤ロフェプラミン塩酸塩アンプリット薬そのものの効果を増強させる薬
三環系抗うつ剤アミトリプチリン塩酸塩アミトリプリプチ薬そのものの効果を増強させる薬
三環系抗うつ剤アミトリプチリン塩酸塩トリプタノール薬そのものの効果を増強させる薬
三環系抗うつ剤ノルトリプチリン塩酸塩ノリトレン薬そのものの効果を増強させる薬
三環系抗うつ剤ドスレピン塩酸塩プロチアデン薬そのものの効果を増強させる薬
三環系抗うつ剤アモキサピンアモキサン薬そのものの効果を増強させる薬
三環系抗うつ剤セチプチリンマレイン酸塩テシプール薬そのものの効果を増強させる薬
三環系抗うつ剤セチプチリンマレイン酸塩セチプチリンマレイン酸薬そのものの効果を増強させる薬
免疫抑制剤シクロスポリンサンディミュン薬そのものの効果を増強させる薬
免疫抑制剤シクロスポリンネオーラル薬そのものの効果を増強させる薬
喘息薬テオフィリンテオドール薬そのものの効果を増強させる薬
抗HIV薬リトナビルノービアピルの効果を減弱させる薬剤
抗HIV薬サキナビルメシル酸塩インビラーゼピルの効果を減弱させる薬剤
抗HIV薬ネビラピンビラミューンピルの効果を減弱させる薬剤
抗HIV薬エファビレンツストックリンピルの効果を減弱させる薬剤
抗HIV薬リファブチンミコブティンピルの効果を減弱させる薬剤
抗HIV薬ネビラピンビラミューンピルの効果を減弱させる薬剤
抗HIV薬エファビレンツストックリンピルの効果を減弱させる薬剤
抗てんかん薬フェニトイン
アレビアチンピルの効果を減弱させる薬剤
抗てんかん薬フェニトイン
ヒダントールピルの効果を減弱させる薬剤
抗てんかん薬カルバマゼピンテグレトールピルの効果を減弱させる薬剤
抗てんかん薬スルチアムオスポロット薬そのものの効果を減弱させる薬剤
抗てんかん薬ラモトリギンラクタミール薬そのものの効果を減弱させる薬剤
抗てんかん薬フェニトインアレビアチンピルの効果を減弱させる薬剤
抗てんかん薬フェニトインヒダントールピルの効果を減弱させる薬剤
抗てんかん薬プリミドンプリミドンピルの効果を減弱させる薬剤
抗不安薬フェノバルビタールフェノバールピルの効果を減弱させる薬剤
抗生物質アモキシシリン水和物サワシリンピルの効果を減弱させる薬剤
抗生物質アンピシリンナトリウムビクシリンピルの効果を減弱させる薬剤
抗生物質アンピシリン水和物アンピシリン ピルの効果を減弱させる薬剤
抗生物質アンピシリンナトリウムアミペニックスピルの効果を減弱させる薬剤
抗生物質ドキシサイクリン塩酸塩水和物ビブラマイシンピルの効果を減弱させる薬剤
抗生物質ミノサイクリン塩酸塩ミノマイシンピルの効果を減弱させる薬剤
抗生物質アモキシシリンアスポキシ塩酸アモキシシリンピルの効果を減弱させる薬剤
抗生物質塩酸バカンピシリンシクラシリンワイドシリンピルの効果を減弱させる薬剤
抗結核薬リファンピシンリファジンピルの効果を減弱させる薬剤
抗結核薬リファンピシンリマクタンピルの効果を減弱させる薬剤
水虫薬フルコナゾールジフルカンピルの効果を増強させる薬
水虫薬ボリコナゾールブイフェンドピルの効果を増強させる薬
水虫薬グリセオフルビンポンシルFPピルの効果を増強させる薬
水虫薬グリセオフルビングリセチンVピルの効果を増強させる薬
水虫薬グリセオフルビングリセオフルビンSGピルの効果を増強させる薬
水虫薬グリセオフルビングリセオフルビンSGピルの効果を増強させる薬
水虫薬グリセオフルビングリセチンVピルの効果を増強させる薬
精神刺激薬 モダフィニルモディオダールピルの効果を減弱させる薬剤
糖尿病薬インスリンノボラビット薬そのものの効果を減弱させる薬剤
糖尿病薬グリメピリドアマリール薬そのものの効果を減弱させる薬剤
糖尿病薬メトホルミン塩酸塩グリコラン薬そのものの効果を減弱させる薬剤
胃腸薬オメプラゾールオメプラール
薬そのものの効果を増強させる薬
胃腸薬オメプラゾールオメプラゾン薬そのものの効果を増強させる薬
解熱鎮痛薬 アセトアミノフェンカロナールピルの効果を増強させる薬
解熱鎮痛薬ロキソプロフェンナトリウム水和物ロキソニン併用OK
解熱鎮痛薬イブプロフェン
イブプロフェン併用OK
解熱鎮痛薬ジクロフェナクナトリウムボルタレン併用OK
鎮痛薬モルヒネ硫酸塩水和物MSコンチン薬そのものの効果を減弱させる薬剤
降圧薬硫酸グアネチジンイスメリン薬そのものの効果を減弱させる薬剤

※リストに掲載している薬剤は一部ですべての薬剤やサプリメントを網羅している訳ではありません。内服している薬がある場合は処方前に医師に確認するようにしましょう。

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ピルとの飲み合わせで注意が必要なお薬
併用できないお薬
  • ヴィキラックス配合錠(C型肝炎の薬)
ピルの効果を減弱させる薬剤・サプリメント
  • ペニシリン系抗生物質
    オーグメンチン、クラバモックス・ユナシン、アモキシシリン、パセトシン、サワシリン、アンピシリン、ビクシリンなど
  • テトラサイクリン系抗生物質
    ビブラマイシン・ミノマイシン、アクロマイシン、レダマイシンなど
  • 抗結核薬
    リファンピシン、リファジン、アプテシン
  • 抗てんかん薬
    フェノバール、ワコビタール、プリミドン
  • 精神刺激薬
    モダフィニル
  • 抗HIV薬
    ストックリン、エジュラント、ピフェルトロ
  • セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート
ピルの効果を増強させる薬剤
  • 抗真菌薬
    ボリコナゾール、ブイフェンド、フルコナゾール、ジフルカン、グリセオフルビン
  • アセトアミノフェン
    カロナール、アセトアミノフェン、コカール、
ピルによってお薬の効果が上がってしまう薬剤
  • インスリン製剤
  • ステロイド剤(プレドニゾロン、プレドニン)
  • 三環系抗うつ剤
    イミドール、トフラニール、アナフラニール、スルモンチール、アンプリット、アミトリプリプチン、トリプタノール、ノリトレン、プロチアデン、アモキサン、テシプール、セチプチリンマレイン酸など
  • 血糖降下薬
  • モルヒネ
  • 解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)
  • Gn-RH誘導体製剤(ナサニール点鼻液など)
ピルによってお薬の効果が上がってしまう薬剤
  • 副腎皮質ステロイド
  • 三環系うつ剤
  • 免疫抑制剤
    シクロスポリンなど
ピルとの飲み合わせで問題のないお薬
ピルと併用してもOKな抗菌薬
  • セフェム系抗生物質
    セファクロル、ケフラール、セファレキシン・ケフレックス・オラセフ・パンスポリンT・セフスパン・セフィーナ・フロモックス、セフカペンピボキシル、メイアクトMS、セフジトレンピボキシル、セフゾン、セフジニル、セフテム、トミロン、セフテラムピボキシル、バナン、セフポドキシムプロキセチルなど
  • マクロライド系抗生物質
    エリスロマイシン、エリスロシン、エリスロシンW、クラリス、クラリシッド、クラリスロマイシン、クラロイシン、マインベース、ルリッド、ロキシスロマイシン、ロキシマイシン、ジスロマック、アジスロマイシン、ジョサマイシン、ジョサマイ、アセチルスピラマイシンなど
  • ニューキノロン系抗生物質
    トスキサシン、バクシダール、ノルフロキサシン、バスティーン、スオード、アベロックス、クラビット、レボフロキサシン、バレオン、タリビット、オフロキサシン、タリフロン、フロキン、ジェニナック、グレースビット、シプロキサン、シバスタン、シプロフロキサシン・オゼックスなど