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ピルで月経移動するには?生理日のずらし方を医師が解説!

中用量ピル・プラノバール

生理の周期は個人差はあるものの、一般的には25~40日間隔と言われています。
ただ旅行やイベントなどで「生理を早めたい」または「生理を遅らせたい」「この日に生理が来てほしくない」という悩みを持っている方も多くいるのでないでしょうか?

また「どのピルを使えば良い?」「低用量や中用量と聞くけど違いは?」と悩んでいる方も多いかと思います。

今回は生理のずらし方について分かりやすく解説していきます。

生理日移動ができるかチェック!

「今から生理日を移動できる?」
「生理を早める or 遅める どっちがおすすめ?」
「ずらしたことがないため心配」

そんな方はぜひ一度「生理日移動シミュレーション」を使ってみてください。
「前回の生理日」「次回の生理予定日」「いつまでずらしたいか」の3つを入力するだけでカンタンに計算ができます。

生理日移動シミュレーションはこちら

生理日をずらすピルの種類

生理移動のためのピルには低用量ピルと中用量ピルの2種類があります。

生理痛を和らげたりPMSを改善させるなどで普段から低用量ピルを内服している場合は、次のシートのピルを組み合わせたり、または早くから休薬期間に入ることでずらすことができますが、生理日移動だけで1回のみずらしたい場合は中用量ピルをおすすめしています。

生理を早めるピルの飲み方

生理を早めたい場合は、生理が始まってから1~5日目の間に低用量ピルの内服をはじめ、連続で14日以上内服を続けます。その後低用量ピルの服用を止めると数日後に生理が予定日より前倒しでくることで生理を早めることができます。

予定日を14日以内に早めたい場合、ホルモン含有量が多い中用量ピルを10日間内服する方法もあり、その場合は低用量ピル同様に内服中止後2~3日で生理がきます。

生理を遅らせるピルの飲み方

生理予定日の5〜7日前から中用量ピルの内服を開始します。

内服を止めると2~3日で生理がきますが内服を継続して後ろにずらしすぎると生理が途中できてしまう可能性があることから遅らせる場合でも「7日間程度」を目安にすると良いでしょう。