「白くキレイな肌を手に入れたい」と、美肌や透明感のある肌に憧れを抱いている人は多いはず!
最近話題の白玉点滴について、そもそも成分は何が入っている?気になる効果は?どのくらいの頻度での点滴がおすすすめ?デメリットや副作用はあるの?などの疑問を解説していきます。
目次
白玉点滴はグルタチオン点滴やシンデレラ点滴とも呼ばれ、強力な美白成分であるグルタチオンを点滴する美容医療です。
白玉点滴の主成分である「グルタチオン」はメラニンの色素の生成を抑制・排出し、現在あるメラニンも減少させることができるため、くすみやシミを改善し透明感のある肌に近づける効果があります。
また、抗酸化作用により、お肌のみならずからだ全体の不調も整えてくれる働きが期待できます。
特徴、成分について
グルタチオンは細胞の中に最も多く含まれている抗酸化物質であり、グルタミン酸、システイン・グリシンの3つで構成されています。
成分 | 特徴や働き |
---|---|
グルタミン酸 | ・ストレスから体を守る ・免疫力のアップ ・胃の調子を整える |
システイン | ・メラニンの生成を抑制する ・ターンオーバーを正常化 ・抗酸化作用 |
グリシン | ・コラーゲンを生成して美肌へ ・肝臓でのエタノール代謝の促進や、抗炎症作用 |
次に白玉点滴において得られる効能・効果について詳しく見ていきましょう。
施術方法には注射と点滴がありますが、入っている成分はいずれも一緒です。
その違いは施術にかかる所要時間で注射の場合は5分程度。点滴は20分〜30分程度で、注射と比較し時間が長いため、一度に多くの成分を注入することができます。
美白・美肌効果
有効成分であるグルタチオンが、メラニン色素の生成を抑制・排出する効果があります。
そのため、肌のターンオーバーが促進され、シミやソバカスの予防・改善効果が期待できます。
くすみ改善の美白効果もあり、継続的に治療することで、肌全体のトーンアップにも効果が期待でき、紫外線による活性酸素の発生を抑えるとも言われています。
解毒・デトックス効果
グルタチオンは解毒作用も高く、体内で発生した活性酸素を除去してくれる働きがあると言われています。
※活性酸素とは?
ストレスや飲酒・喫煙・生活習慣の乱れ、紫外線や電磁波など様々な環境によって発生。活性酸素の消去に必要な酵素、ビタミンやミネラルが不足しているとさらに活性酸素が増加する。
細胞内のデトックスをする働きで、不要な物質がたまりにくくなり肝臓を守ることで、疲れにくい体に導いてくれていると言えます。
デトックス作用によって、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの毒素を分解し回復をサポートしてくることから肝機能改善点滴でも使われる成分です。
抗酸化、抗アレルギー効果
グルタチオンは高い抗酸化力によって、人間の体を活性酸素や過酸化物質の酸化作用から無力化し、エイジング効果を発揮し、全身的な老化速度を緩やかすると言われています。
また、うつ傾向の改善やストレス耐性を向上させる効果も期待できるほか、免疫力を高める働きもあり、肌荒れや皮膚炎、皮膚疾患などを軽減する抗アレルギー作用もあると言われています。
シミやくすみを直接除去するものではなく、体内から綺麗にしていく治療のため、1度の治療ですぐに美肌・美白効果を実感することはありません。繰り返し行っていくことで徐々に実感することができます。効果を実感できるまでには個人差があり、なかなか時間がかかると言われていますが、10回程から効果を実感できるでしょう。
最初の2〜3ヶ月は週1〜2回程度、それ以降は月に1度の治療がオススメです。
白玉注射や白玉点滴が危険を及ぼす可能性はほぼないと考えられています。
グルタチオンは体内で作られている成分なので、副作用が少ないことが特徴ともいえます。
ただ点滴は針を刺し投薬する治療であることから内出血や赤みが生じるリスクや、まれに発疹や胸部の不快感が生じることがありますが可能性は低く、起きたとしても軽症で済む場合がほとんどです。
白玉点滴は、美白・美肌作用や、解毒作用によって、体の内側から美容や健康のサポートを期待できる治療方法です。点滴でも1回15分程度で手軽に行えることから、この機会にぜひ白玉点滴を受けてみてはいかがでしょうか?