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【医師監修】マンジャロのBMIの目安は?BMIの計算方法・使用期間について解説

BMIを計算してみよう。マンジャロBMIの計算ツール

BMIとは?

BMI(Body Mass Index)とは、体重と身長から肥満度を簡易的に評価する指標です。
日本語では「体格指数」とも呼ばれています。

計算式は「体重(kg)」÷「身長(m)」÷「身長(m)」で、例えば170cm・60kgの場合は「60÷1.7÷1.7」で「22.5」となります。

自身の体重が現在どのくらいのBMIかはぜひ一度上記のBMI計算ツールから試してみてください。

BMI値判定
18.5未満低体重(やせ)
18.5〜24.9普通体重
25〜29.9肥満(1度)
30〜34.9肥満(2度)
35〜39.9肥満(3度)
40以上肥満(4度)

ただBMIが高いほど必ずしも肥満体型ということではなく、体重が多くても脂肪量が少なく、筋肉量が多いスポーツマンタイプの場合でも「肥満」と出てしまう事があるほか身長の低い「子ども」や、高齢者・妊婦には適さない指標です。

マンジャロがおすすめなBMIは?

まずマンジャロは日本国内において2型糖尿病に対してのみ承認がとれている薬剤となるため、医療ダイエット目的の場合は保険適用外の自由診療になります。

そのため今回は2024年12月27日に新しく肥満治療薬として承認された 「ゼップバウンド」を例にご紹介します。

マンジャロとゼップバウンドは成分・使用方法は同じで見た目もほとんど変わりなく、いずれも2.5mg・5mg・7.5mg・10mg・12.5mg・15mgの6種類で、製薬会社も同じ「イーライリリー」です。

成分・使い方は同じなのにお薬が異なるのは適応症が異なるためで、前述の通りマンジャロは2型糖尿病のみですが、ゼップバウンドは一定の条件をクリアすると肥満治療薬として保険適用になります。

ゼップバウンドの適応

高血圧、脂質異常症または2型糖尿病のいずれかを有し、食事運動療法を行っても十分な効果が得られず、以下に該当する場合に限る。

・BMIが27以上で2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する
・BMIが35以上

あらかじめ肥満症治療の基本である食事・運動療法を行っても十分に効果が得られない場合で薬物利用の対象として適切と判断された患者を対象とする

以上よりマンジャロやゼップバウンドに含まれる有効成分(チルゼパチド)を肥満目的で使用する場合は「高血圧症や脂質異常症などの疾患が2つ以上ある場合はBMI27以上」、何もなければ「BMIが35以上」が望ましいといえます。

太っていない方・BMIが低い方はマンジャロを使うと?

すでに標準体型の方や痩せ型(BMIが低い人)がマンジャロ(チルゼパチド)を使用すると、過剰な体重減少により健康リスクが生じる可能性があります。

特に肥満体型ではない場合、体脂肪も少ない傾向がありマンジャロによる体重減少効果が十分に得られず、金銭的な出費だけかさむ、かつ副作用のリスクだけが残る場合があります。

BMIが低い方がマンジャロを使うリスク

低栄養状態
貧血、免疫力低下、疲労感などの症状を引き起こす可能性があります。

胆石症・胆嚢炎
急激な体重減少は、胆石症・胆嚢炎を誘発する可能性があります。

体重減少効果の限定性と金銭的負担
体重の変化がほとんどない中で、出費のみ増えてしまう可能性があります。

リバウンドのリスク
一時的に体重が減少した場合でも投薬を休止した途端、食欲が戻り生理的にもとの体重へとあっという間に戻る可能性があります。

シンデレラ体重とは?

当サイトでアクセスされる方の検索キーワードで多いものに「シンデレラ体重」があります。

シンデレラ体重とはBMI18となる体重を指す造語で「 身長(m)×身長(m)×18(BMI値)」で計算できます。
例えば身長が160cmの場合「1.6×1.6×18=46.08kgになります。

ただ名前が「シンデレラ体重」と魅力的なネーミングになっていますが、BMI値「18」という値は世界保健機関(WHO)が定める基準と比較すると「痩せ型」に該当し、160cmの標準体重「56.3kg」と比較しても痩せていることが分かります。

運動や規則正しい食事からこれらの引き締まった体形を目指すのは問題ありませんが、「マンジャロを使えばシンデレラ体重に近づける」と安易に考えることは身体への悪影響や休薬時にリバウンドの原因となることがあるため注意が必要です。

マンジャロの使用期間は?

マンジャロの効果が出るまでの目安は約4〜12週間とされています。
ただ体重減少の程度は個人差が大きく、使用開始後すぐに体重が大きく減る方もいれば徐々に食欲が抑えられ数ヶ月かけてなだらかに体重が落ちていく場合もあります。

一番多いケースは、はじめ1ヶ月目のマンジャロ2.5mgで体重減少や食欲減退を実感する方が多いものの、3~4週目から少しずつ効果を薄く感じてしまうパターンです。
マンジャロの2.5mgは一般的に「開始量」と言われており、副作用のチェックや体質に合うかのフェーズであるため2.5mgの段階では体重減少の効果は過度に期待せず、副作用なく効果が薄ければ2ヶ月目からマンジャロ5mgの「維持量」へとUPすることをおすすめしています。
反対に初回からマンジャロ5mgを開始することや、頻繁にmg数を変更すること、また投与間隔を1週間以上あけることはおすすめできません。

まとめ

マンジャロは、肥満治療薬として有効な場合もありますが、BMIが低い人が使用する際には、様々なリスクを伴う可能性があります。医師と相談し、自身の状態を正しく評価した上で、適切な治療法を選択することが重要です。

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