ダイエットや糖尿病治療で注目されているマンジャロ(一般名:チルゼパチド)ですが、非常に高い減量効果が期待できる一方で妊娠を計画している方や、使用中に妊娠が発覚した方にとっては、その安全性について気にされている方が多くいます。
今回は臨床データに基づき、マンジャロと妊娠・妊活・授乳の関係、もしマンジャロ使用中に妊娠が判明した場合のリスクついて詳しく解説します。
まず結論からお伝えすると、妊娠中、または妊娠している可能性がある方はマンジャロを使用できません。
また「これから妊娠を予定している人」「避妊なしで行為の予定があり妊娠の可能性がある方」、いわゆる妊活中の方もマンジャロの使用はNGとなります。
マンジャロの使用により、ヒトで奇形児の発生率が上昇したと示す臨床データは存在しない一方で、動物実験においては胎児毒性の報告があり、人間での十分な臨床試験は行われていないため安全性未確立として妊娠中の使用はNGとなっています。
注意: マンジャロの成分が体から完全になくなるまでには時間がかかります。「明日から妊活」ではなく、余裕を持った休薬期間(約1ヶ月以上)が必要です。

前述のようにマンジャロが「妊娠中の人間(ヒト)」に対してどのような影響を与えるかについての臨床試験・大規模研究は現時点存在しません。
では先々証明するためにそういった試験が行われるか、という点についても、
・妊婦に対してマンジャロを使用する臨床試験は倫理的にも難しい
・偶然妊娠してしまったケースを集めても統計学的に評価可能な症例数集まらない
という点から実施・証明は難しいとされています。
妊娠を予定している場合は、投与中止後から少なくとも1ヶ月以上の間隔を空けることが推奨されています。
もしマンジャロを使用している最中に妊娠が判明した場合は、使用は中止し、産婦人科医に相談してください。
自己判断で「あと数回残っているから」と使い切るのは非常に危険です。
またダイエットや減量目的ではなく、糖尿病治療としての血糖コントロール目的で使用している場合は妊娠中でも安全に使用できるインスリンなどへ切り替える必要があります。

マンジャロ使用中は妊娠NGであることは知ってましたが、避妊に失敗してしまって…。とても心配です。

マンジャロはまだ医学的に妊娠との安全性が確立しないため、妊娠予定がある方や妊娠・授乳中は避けることが推奨されています。一方で絶対NGということではなく、マンジャロを使用する方が得られる利益が大きいと判断される場合は妊娠期間中でもマンジャロを使用するケースもあります。
そのため万が一マンジャロ使用中に妊娠が判明した場合でも、過度に失敗せず、まずは落ち着いて産婦人科を受診し、最終月経日や最後にマンジャロを使用した日を正しく伝えることが大切です。
意外と知られていないのが、避妊ピルとの飲み合わせです。
マンジャロには「胃の内容物の排出を遅らせる作用」があります。これにより、口から飲むタイプの避妊薬(経口避妊薬)の吸収が不安定になり、避妊効果が十分に発揮されないリスクがあります。
マンジャロを開始する際や増量するタイミングでは、コンドームなどの他の避妊方法を併用するか、別の避妊手段を検討してください。
授乳中の使用についても、マンジャロの成分が母乳中に移行するかどうかは、まだ明確なデータがないことから現時点では推奨されていません。
赤ちゃんへの影響を考慮し、授乳中は使用を控え卒乳後にまで待つことが一般的です。
マンジャロは非常に効果の高いお薬ですが、新しい生命を育む妊活中や妊娠・授乳中は自己判断ではなく、医師とともに慎重な判断が求められます。
また「データがないから安全」ということではなく「安全性が担保されるデータがない以上は使用しない」という点から妊娠中の使用はNGとなっています。
| 妊娠中 | 使用禁NG |
| 妊活予定 | 投与中止から1ヶ月以上の期間を空ける |
| 避妊ピル服用中 | 別の避妊法を併用する事推奨(吸収低下の恐れ) |
| 授乳中 | 原則使用しない |
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