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【医師監修】シナール配合錠の効果・成分・ビタミンCの配合量について解説

シナール配合錠の効果・効能

シナール配合錠とは?

美容や美白・シミ治療などで処方されることの多い「シナール配合錠」はアスコルビン酸(ビタミンC)とパントテン酸カルシウム(ビタミンB5)を配合したビタミン剤です。

ビタミンCの効果にはシミやくすみの原因となるメラニン色素を抑制や、からだ全体の老化を防ぐ抗酸化作用、またコラーゲンの生成や鉄の吸収を促進する効果があります。

シナール配合錠に含まれるビタミンCの量は?

シナール配合錠に含まれるビタミンCとビタミンB5は下記の通りです。

ビタミンC(アスコルビン酸):200mg
パントテン酸カルシウム:3mg

アセロラなどはビタミンCを多く含んでおり、100gのアセロラで約1700mgのビタミンCを接種することができます。

ビタミンCとアスコルビン酸は同じ?

アスコルビン酸とビタミンCでは医学的な原子構造上、細かな違いはあるものの基本的に同一成分と考えて問題ありません。

ビタミンCの正式名称は「L-アスコルビン酸」で、D体を「エリソルビン酸」と呼んでいます。
果物などに含まれている天然に存在するビタミンCも、サプリのような人工的に作られた合成ビタミンCもいずれも「L-アスコルビン酸」で効果・効能にほとんど変わりはありません。

ビタミンCの効果とは?

ビタミンC(アスコルビン酸)はお肌に対して下記のような効果が期待できます。

  • 肌の潤い
  • ハリ・ツヤ改善
  • シミ・シワの改善
  • ニキビ跡の改善
  • 抗酸化作用による老化防止

ビタミンCは過剰摂取するとどうなる?

ビタミンCは水溶性ビタミンのため、多く摂取しても余剰分は尿として排出されます。
1日の摂取量はおよそ 400mg/日が目安と言われており、もしサプリなどでビタミンCを大量に摂取しても血中濃度はある一定以上からあがることはないとされていないと報告されています。

反対にビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKは脂溶性ビタミンで過剰摂取すると体内に蓄積されやすいため注意が必要です。